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移民政策は双方向であるべき

2018.11.08 Thursday

アメリカの中間選挙では上院で共和党、下院で民主党が勝つというねじれ状態になりました。
もっともねじれはオバマも経験したことであり、トランプにはお灸を据えられたと思って残りの任期を頑張ってもらいたいところです。

さて、なぜかこのタイミングで中米からの移民だか難民が隊列をなしてアメリカに向かっています。
タイミングからして実に怪しいのですが、移民がわんさか入ってくるというのはヨーロッパもかつて通った道であります。
トランプはもちろん移民に軍をけしかけて、発砲するかどうかはともかくとして絶対に入れないつもりです。

・・・

ところでアメリカの人口は2億人ぐらいいます。そこに1万人の移民が入ったところでお風呂に大さじ一杯の醤油が入る程度、微々たるものではないでしょうか。
よく移民が入ると治安が悪くなると言う人がいますが、犯罪率が2倍の移民が人口の半分を占めるようになってやっと治安が1.5倍悪くなるという程度です。
仮に単純計算以上に治安が悪化したとすればそれは単に警察が無能なだけです。

アメリカはもともと移民の国であり、トランプももちろん移民です。もっと言うとインディアンも氷期にベーリング海が陸地になった時にユーラシア大陸から入ってきた移民です。
移民を排除するということは自分たちの存在意義を否定することであり、しいてはアメリカという国自体を否定することになります。

お風呂に大さじ一杯ぐらい入れてやれよと思うのは私だけでしょうか。
それを許せば次から次へとわんさか来るかもしれませんが、その人口増加分は少子化と相殺すればやはり微々たるものではないでしょうか。

・・・

移民問題は日本も対岸の火事ではなく、少子化を移民で穴埋めしようという論調は珍しいものや突飛なものではなくなりました。
それに、かつて移民として入ってきた朝鮮人にまつわる揉め事は今も続いています。
安易な移民政策は間違いなく数十年にわたって揉め事の種となるでしょう。

とはいえ移民は悪いことばかりではありません。
移民してくる側は当然ながら安全や快適さを求めて入ってくるわけで、場所を変えることによって安全で快適な生活が手に入れば移民は成功です。
来た方は安価な労働力で少子化を穴埋めできる他に、遺伝子プールに外部の遺伝子を取り込むことで病気の耐性を強めたり優秀な学者や選手を出すことに繋がります。

毎年のようにインフルエンザが流行しているのは地域個体群(この場合は日本人)の遺伝子が揃ってしまっていて免疫を簡単に突破できてしまうためです。
この遺伝的多様性が増加すれば少しは突破されにくくなり、それはウイルス自体の進化にブレーキをかけることになります。

・・・

移民で揉めるのは「一方通行」を前提としたものだからではないでしょうか。
アフリカから欧州へ、中南米からアメリカへ、アジアから日本へ。
一方通行に移民すれば元いた人は雇用を奪われたり、言われてるほどの影響はないとはいえ治安が悪化するかもしれません。
そうなった時に元いた人は逃げ場がないから揉めるのであり、元いた人も同じように自由に移民できたら今みたいに揉めることはないのではと思うのです。

中南米からアメリカへ移民するのであればアメリカから中南米に移民する権利も認められるべきでしょう。
欧州、アフリカ、アジアも同様です。
日本もアジアからの移民を受け入れると言ってますが、それをするのであればアジアへの移民も受け入れてもらわなければ不公平です。

最終的には全世界で好きな国に住むことができるというのが理想です。
世界で通貨を統合するという試みはビットコイン等仮想通貨の出現であっさり成功しつつあります。
次は世界の政治が統合されるべきであり、それは国連が各国を下部組織として統治することになるのか、仮想通貨のようにブロックチェーンで分散的に行われるのかわかりません。
しかし織田信長の時代は日本さえ統一されてなかったわけで、いずれ世界が統一されて移動が完全に自由になることを展望するのは荒唐無稽ではないと思います。

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