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    悪人の更生は可能なのか

    2019.06.12 Wednesday

    前回、川崎殺傷事件や池袋暴走事件の事例から「パワハラや煽り運転のような比較的軽微な悪事を犯した時点で経済活動(社会)から締め出しておくべき」という持論を展開しました。

    あえて言おう、一人で○ねと

    これは岩崎隆一を被害者扱いした藤田孝典の対極を行くものであり、「更生ができなくなって余計に悪いことをするのでは」という反論が当然のように出てくると思います。

    ではそもそも論として悪人の更生は可能なのか?今回はそれをテーマにします。

    その前に前々回の記事、食人族という都市伝説ではコメント欄にてタンパク質の一種であるプリオンが如何にして病原性を持つかということに対してだいぶ説明を求められましたので、まずは分子生物学の基礎について解説しておきます。これは今回のテーマにも必要な知識です。

    ・・・

    人間の70%は水で、残りはタンパク質や脂質、糖、そしてミネラルでできています。
    人間を含む全ての生物は雑多な物質からできてますが、生物を特徴づける主役となってる物質はDNA、RNA、タンパク質の3種類です。

    DNAは生物の設計図で、これで顔の形や性格など多くのことが決まります。
    RNA(mRNA)は全体の設計図の中からひとつの部品の設計図をコピーして取り出したものです。
    タンパク質は生物の部品で、これが酵素として機能したり構造材となったりします。

    この3種類の関係はポンチ絵で表すとこんな感じです。


    (出典:セントラルドグマ - Wikipedia)

    DNAとRNAはよく似てますが、図を見て分かる通りDNAは2本鎖です。これは自己修復機能があり、原則として配列が変化しないことを意味します。
    DNAはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類の塩基からなり、Aの相手はT、Gの相手はCと決まってるので片方の鎖の塩基でもう片方の鎖の塩基が決まります。

    5'-ATGATCCGG-3'
    3'-TACTAGGCC-5'

    5'、3'というのは蛇の頭と尻尾の関係だと考えてください。2匹の蛇が頭と尻尾を反対の向きに並び、そのまま絡みついたようなイメージです。

    細胞分裂の時は2本鎖がほどけてそれぞれの鎖に対応するもう一本の鎖が作られます。これは原則として全く同じものが作られますので複製といいます。
    (あくまで「原則として」なのでエラーで配列が変わってしまうことはあり、大抵は良くない結果を生みます。)

    一方でRNAは基本的に1本鎖です。
    遺伝子と呼ばれるDNAの一部の配列を片方だけコピーして作られますが、1本鎖であること以外に構造に含まれる糖と塩基がDNAと異なります。
    DNAではチミン(T)だった部分がRNAではウラシル(U)に置き換わります。

    前述の塩基配列のうち上の行がRNAに変換された場合このようになります。

    5'-AUGAUCCGG-3'

    なおこの配列は下の行、3'-TACTAGGCC-5'を鋳型に作られます。

    さて、おもしろいのはここからです。
    DNAやRNAはA、T(U)、G、Cの4文字しかありませんが、タンパク質は20種類のアミノ酸つまり20文字で表現されます。
    一体どうやってこれを変換してるのか?塩基3つがアミノ酸1つに対応するように変換されてるのです。



    この対応表をコドン表といいます。

    5'-AUGAUCCGG-3'

    この塩基配列は次のアミノ酸配列に変換されます。

    H2N-Met-Ile-Arg-COOH

    これはメチオニン、イソロイシン、アルギニンから成るトリペプチドですが、この程度のサイズではタンパク質らしい性質は出ませんので実際はこれよりももっと長い鎖が作られます。

    以上の話をまとめると、DNAからRNAが転写されて、それがアミノ酸配列に翻訳されてタンパク質が作られると言えます。これを分子生物学のセントラルドグマといいます。
    セントラルドグマは一方通行で、塩基配列→アミノ酸配列への変換はできても逆はできません。このことが本日のテーマを論じる上で重要になってきますのでよく覚えておいてください。

    なお、エヴァンゲリオンにもセントラルドグマが出てきますが、エヴァにも生物要素がありますので分子生物学のセントラルドグマから来たものと思われます。

    ・・・

    RNAからタンパク質への翻訳はリボソームという細胞質にある巨大な分子で行われます。
    リボソームがやってることは単にアミノ酸をくっつけて一本の鎖にするだけですが、実際のタンパク質は鎖が決まった形に折り畳まれていてそれが酵素というきわめて精巧な分子機械として機能したりします。


    (出典:タンパク質の構造とアミノ酸の種類 | バイオハック|おうちで学べる生物学)

    タンパク質の立体構造はアミノ酸配列によって決まり、リボソームで合成されると同時に自ずと熱力学的に安定な構造に折り畳まれると考えられています。
    プリオンは同じアミノ酸配列で安定な立体構造が2種類あり、それが正常プリオンと異常プリオンです。悪いことに異常プリオンのほうが安定なため正常プリオンが異常プリオンに出会うと異常プリオンに変わってしまうのです。

    タンパク質の機能を決めてるのもアミノ酸配列で、この違いがアルコールの分解能力、顔の形、そして性格などをある程度決めています。
    したがって人間は生まれた時点で性格や学力などがある程度決まっていると言えます。
    子どもが親に似るのはそのためです。

    ・・・

    さて、学力や性格が遺伝子で決まっているということは悪人の更生が不可能であることの強力な論拠となります。
    前述の通りセントラルドグマは一方通行ですので塩基配列が修正されることはありません。

    しかしながらこれだけでは悪人の更生が不可能であると言い切るには不十分と考えます。
    なぜなら人間のような高等生物は遺伝子の予備を持っていて、先天的な欠陥をある程度織り込んだ上で後から修正する能力があるからです。

    例えば悪酔いのしやすさを決めているアルデヒドデヒドロゲナーゼは相同染色体に1個ずつ持っていて、片方が壊れていてももう片方が生きていたらある程度は飲めます。
    また両方とも壊れている下戸でも少しずつ慣らしていけば別のルートで分解できるようになり、飲めるようになることがあります。(危険ですので安易に試してはいけません)

    このことから生まれつき何か性格に問題があったとしても育て方でなんとかなったりするのです。
    私も小さい頃は保育士に嫌われたり友達に意地悪をしたりいろいろと問題のあるクソガキでしたが今では普通に社会生活を送れています。
    何か問題が起きたとすればそれは私にイヤキチする人が悪いのです。

    おいこらク宗林、クズ坂、見てるか。

    ・・・

    この逆パターンとして生まれつきまともでも後からおかしくなることもあります。
    京都大学化学研究所のク宗林はこのパターンであると考えられます。

    親が女の子を望んでたためか女の子みたいな名前を付けられ、しかも後に女の子が生まれました。妹が生まれてから妹ばかり可愛がられてたことが想像できます。
    早生まれであったため子ども時代はさぞ過酷だったことでしょう。子どもは残酷ですから早生まれで体格の小さい子はいじめの標的になりやすいです。
    さらに悪いことに父親はDVで、平手打ちを日常的に受けていたという本人の証言もありました。

    おそらくこのような背景から柔道を始めたと考えられますし、また反骨精神から勉強に励むきっかけにもなったのでしょうか。
    少年時代は学校にトランプを持ち込んで怒られるような至って普通の少年でした。
    ここで理科の先生に「科学部に入ったら理科室でトランプさせてあげるよ」と言われたことが運命の分かれ道となりました。

    最初はトランプばかりやってたそうですが、やがて科学部の活動に励むようになってそれをきっかけに学問の道へと足を踏み入れました。

    学問の世界は非常にドロドロしていて毒に満ちています。大学院重点化前は今以上にアカハラがあったという話もあります。
    大学にいても毒に染まらない人もいますが、ク宗林の場合は機能不全家庭育ちだったせいであっという間に毒に染まってしまったのかもしれません。
    柔道部出身のため体育会系の悪い部分にも染まっています。
    また、ハロゲンや重金属などの化学的な毒も体を蝕んでいきました。

    こうしてたちの悪いアカハラ魔が誕生してしまいました。

    ・・・

    この一連の過程を物質的な側面で考察すると、DNAやタンパク質の修飾、変性がキーポイントとなっていると考えられます。

    DNAの塩基配列は基本的に不変ですが、化学的な修飾によって発現を調整されます。


    (出典:エピジェネティクスとは? | 国立がん研究センター 研究所)

    CpGアイランドと呼ばれるCG配列が高頻度にある領域はメチル化されることでRNAポリメラーゼが結合しなくなり、結果その遺伝子は不活性化されます。
    生まれた時はほぼメチル化されておらず、歳とともにメチル化の頻度が増えていきます。がん細胞ではメチル化が異常なほど見られます。
    また逆反応で脱メチル化されることもあります。

    ク宗林のDNAは幼少期に急激にメチル化が進行し、これによって内向的な性格が形成されたと考えられます。

    一方で発現を促進する修飾もあります。
    これはDNA本体ではなくDNAを巻き付ける芯にあたるタンパク質であるヒストンがアセチル基によって修飾されます。
    それによってアセチル化された部分が解けやすくなり、遺伝子が活性化します。

    柔道を始めたり京大を受験した頃に急激にアセチル化が進み、次第に活動的になっていったと考えられます。
    しかしメチル化された部分はほぼそのままなのでブレーキとアクセルを同時に踏むような状況が普通に発生し得ます。

    DNAやヒストンの修飾は微視的には可逆的ですが巨視的には不可逆的で、歳とともにどんどん修飾されてゴチャゴチャになっていきます。
    また、既に存在するタンパク質も発現の調節に関わっており、これらの副反応まで考慮すると話は非常に複雑になります。

    内情がドロドロな京大で博士課程、職員、助教を経験するうちにそのストレスに適応するように遺伝子の発現が調整されます。
    これは幼少期や少年期のメチル化やアセチル化に被せる形になりますので、これによって過去に形成された性格は不可逆的に固定化されていきます。
    さらにフッ化物イオンや重金属による被曝とアルコール依存はDNAやタンパク質に修復困難な傷害を与えて、それも人格を歪めました。

    ただクズ坂浩章とは対照的に酒を飲んだら良い人になるところが謎であります。おそらく根は悪い人ではなく、あの性格は後天的に作られたものであると考えてます。

    ・・・

    大人が子どもに戻れないことからもわかるように人間の成長は不可逆的であり、物質的な側面で見るとそれは不可逆的な化学反応の積み重ねであると言えます。
    それは折り紙に似ていて、ある程度進むともう後戻りはできません。
    小学生ぐらいまでなら修正できるかもしれませんが、それ以上になると修正は難しいでしょう。

    以上のことから悪人の更生は不可能であり、パワハラや煽り運転などの軽微な悪事を働いた時点で経済活動から排除する必要があると考えます。
    その結果として余計に悪いことをする可能性がありますが、かといって社会に居場所を与えたところで今度は別の悪いことをするだけです。
    一時的に更生したように見えてもいずれ化けの皮が剥がれるでしょう。

    ク宗林にしてもクズ坂にしても自宅に引きこもっててくれれば害はありません。
    生んで育てたのは親の責任ですから親が面倒を見ればいいのです。
    ところがクズの分際で下手にお金や社会的地位を持ったりすると非常にタチが悪いです。

    ・・・

    子どもを産むということはそれによって一生涯続くであろう様々なリスクを一手に引き受けるということです。
    引きこもりになるリスクも当然ながら想定しておく必要があります。
    この話もいつか取り上げようと思います。

    あえて言おう、一人で○ねと

    2019.05.31 Friday

    川崎で痛ましい事件があり、幼い命がまた犠牲になりました。
    平成から令和の変わり目は池袋、大津などで痛ましい事件や事故が相次ぎましたが、それが繰り返されることを止めることができませんでした。

    今度の犯人は飯塚幸三と違って下級国民のためすぐに捕まり、多少の勿体ぶりがありましたが名前も出ました。岩崎隆一、岩崎隆一です。
    繰り返します、岩崎隆一です。

    この事件の不幸中の幸いと言えるところは犯人が死んでくれた点です。飯塚幸三はのうのうと生きてますが岩崎隆一は潔く死んでくれました。
    生きてたら改めて死刑にしなければなりませんので税金が無駄になります。見苦しい言い訳も聞きたくありませんので死んでくれてよかったと思います。
    上級国民と下級国民の扱いに賛否はありますが、一応若い頃は(煽り運転やアカハラ、パワハラをやってたと思うが)技術者としてそれなりに社会に貢献していた飯塚幸三と、最初から社会のゴミクズだった岩崎隆一で扱いが違うのは当然と言えましょう。

    ・・・

    さて、飯塚幸三にしても岩崎隆一にしても事件を起こすまで大人しく生きてきたと考えるのは無理があります。
    こういう性格ですから今までに絶対何か悪いことしてるはずだろうと思ったら案の定、岩崎隆一は近隣住民ともトラブルを抱えたトラブルメーカーだったようです。
    この点は飯塚幸三も似たようなものだと思いますが、飯塚幸三は上級国民ですのでこういう情報はなかなか出てきません。
    いずれにせよ、パワハラや煽り運転のような比較的軽微な悪事を犯した時点で経済活動から締め出しておくべきだったと言えるでしょう。

    ・・・

    この期に及んでこんなことほざいてる輩がいます。

    川崎殺傷事件「死にたいなら一人で死ぬべき」という非難は控えてほしい(藤田孝典) - 個人 - Yahoo!ニュース

    これを言ってる藤田孝典は税金で下駄を履いた教育産業の人間であり、これをきっかけに新たな福祉利権を作って国からお金をせびれば一儲けできると目論んでるのかもしれません。
    多分、「パワハラや煽り運転のような比較的軽微な悪事を犯した時点で経済活動から締め出しておくべき」という論調もこういう連中の目に触れると目の敵にされるものと思われます。
    犯人に同情したり、味方をするような態度を取るのは被害者に対する侮辱と取られるだけでなく、悪いことをすれば同情が得られたり世直しに繋がるということを予備軍に教えることになりますので模倣犯を出すことに繋がります。

    というわけであえて言おう、一人で○ねと。
    伏せ字にしているのは放送禁止用語をブログに書くと検索エンジン順位に悪影響が出る恐れがあるためです。

    岩崎隆一が引きこもりで社会に居場所がなかったことを原因とする論調がありますが、労働現場におけるパワハラやバイトテロが問題になってることを見てわかる通り悪人を企業が雇ったところでそのリスクを企業が引き受けることになるだけです。
    むしろ、引きこもりだったからこそ最小限の被害で済んだのかもしれません。宅間守は小学校で働いた経験があるおかげで小学校に侵入して犯行を起こせたと言えます。
    もし岩崎隆一に保育士の経験があって保育園の侵入経路を熟知していたと考えると恐ろしくなります。

    そういえば最近保育士が保育士を殺害して逮捕されましたね。このことから悪人でも保育士になれることがはっきりしました。
    保育士資格を取るための課程は悪人を排除できなければ矯正することもできず、また保育園の面接は悪人を見抜けませんでした。
    安倍のバカタレは幼児教育無償化とか言ってますが、ただより高いものはありません!
    こういう市場原理を無視した無償化で預ける必要のない人まで保育園を利用するようになれば保育士が不足するわけで、そうなったらバイトテロリストやアカハラ魔としてネットに名前が晒されてる連中が排除されずに採用されることもあり得ます。
    保育園を利用する場合はそこに我が子の命を預けても大丈夫かよく考えてから利用してください。

    ・・・

    悪人を早めに社会から排除する論調については賛否があると思いますが、私は前述の通り早めに排除して経済活動から締め出すべきだという立場を取っています。
    そうすれば更生ができなくなって余計に悪いことをするのではという反論もあることでしょう。

    そもそも悪人は更生可能なのか?
    次回はこれについて論じたいと思います。
    たまたま前回の記事ではプリオンというタンパク質のお話をテーマにしましたので、次回はそれ繋がりでタンパク質の作られ方など分子生物学についても解説しようと思います。

    食人族という都市伝説

    2019.05.26 Sunday

    ブログを移転してからいろいろバグが見つかっては微調整してます。
    コメントを投稿してもなぜかブラウザに残ってしまうバグがあったので修正しました。

    コメントされる方にお願いです。
    毎回HNを変えてコメントされる方がいらっしゃいますが、荒らし、スパム、工作員と紛らわしいのでできればなるべくコメント毎にHNを統一して頂けたらと思います。
    一応IPアドレスや端末から誰が誰なのか大体把握してますが、ネットカフェやプロキシを通した場合わかりづらいのでご協力お願い申し上げます。

    なお、荒らし対策のとばっちりでネットカフェ、プロキシ、大学からコメントしようとすると弾かれる可能性が高いことは予めご了承ください。
    とばっちりで荒らし以外も弾かれうるためコメントを承認制にすることも考えましたが、クソコメをいちいち読むのも鬱陶しいのでシステム的に弾くのが最善と判断しました。

    ・・・

    さてさて、今回も荒れそうな話題です。
    皆さんはこの地球上のどこかに食人族が生息しているという都市伝説を一度は耳にしたことがあるかと思います。
    ガリバー冒険記やロビンソンクルーソーにも登場したネタです。

    まだ地球に開拓されていない場所が残っていた時代の人々は、海を隔てて遠く離れた土地に小人や巨人、食人族など自分たちとは違った種族が住んでるのではないかと思いを馳せたのでしょう。
    これは現代で凶悪なエイリアンが宇宙のどこかに生息しているという定番のSFネタにも通じるものがあります。

    では食人族は実在するのか?
    残念ながら(?)食人「族」はおそらく実在しません。
    宮崎勤のように稀に個人として食人するような異常者が出現することはありますし、飢饉の時に緊急回避的に行われることはあっても種族として安定に存在することはできないのです。
    なぜならプリオン病を発症して滅ぶからです。

    古今東西語り継がれてきた食人族伝説は、不運にも異常者に遭遇した話に尾びれがついたり、飢饉の緊急回避的な食人に不運にも遭遇してしまったことが発端であると考えられます。
    比較的最近の事件としてはパプアの宮崎勤に旅行者が喰われたケースが有名です。

    ・・・

    人間が人肉を食べたらどうなるのか。
    人肉は自分の体とほぼ同じ成分でできてるので、栄養的にはかなり優秀です。
    だからといって人肉を食べると恐ろしいことになります。

    まず寄生虫や病気が感染します。生食は一発アウトですし、火を通したとしても解体する時に感染する危険があります。

    そしてもっと恐ろしいのが狂牛病の原因にもなっている異常プリオンです。
    ところでプリオンとはタンパク質の一種で、誰でも持っていて通常は無害です。
    しかし、これと全く同じアミノ酸配列で折りたたみが異なるものがあり、これが異常プリオンと呼ばれて恐れられています。

    異常プリオンが体に入るともともとあった正常プリオンを異常プリオンに変えてしまい、異常プリオンがどんどん増殖していきます。
    飽和食塩水に塩の種結晶を入れるとそれを芯に結晶がどんどん成長していくようなイメージです。というかメカニズム的には同じです。
    やがて異常プリオンの塊が脳を破壊して人を死に至らしめるのです。

    厄介なことに異常プリオンは熱に安定で、しかも消化されずに生き残るため加熱調理してもダメです。

    では一体何をきっかけに最初の異常プリオンができたのか。
    これはよくわかってませんが、共食いが関係してると考えられています。
    狂牛病の場合、牛の肉骨粉が感染源でした。これは肉骨粉に異常プリオンが含まれていたために一気に広まったと言えますが、正常プリオンから異常プリオンへの変性も肉骨粉を消化する過程で起こったと考えられます。

    ・・・

    逆説的ではありますが、プリオンはそもそも共食いを防ぐためにあるのではないでしょうか。
    共食いは遺伝的多様性を減少させますので、個体数が制約されやすい大型動物にとって避けるべきことです。
    プリオンが共食いを防いだおかげで人類などの大型動物が生き残ってきたと考えるのは説得力があります。

    繁殖力が強く世代時間の短い昆虫や小型動物では共食いが生存戦略に組み込まれていたりしますが、この場合プリオンを最初から持ってなかったり、小型化する過程で耐性を獲得したと考えられます。

    ところで今日では大型動物においても共食いが見られるという異常事態が発生しています。
    チンパンジー、クマ、ライオンなどの野生動物が共食いしてるのを自然だと思ってはいけません。
    前述の通り共食いは飢饉などの非常事態で緊急回避的に行われる場合があります。
    つまり、これらの動物は終わりのない非常事態に直面しているわけです。

    原因が何なのか、察しのいい人はわかるでしょう。
    この非常事態は人類が文明を持つ前から始まっているため、既に遺伝子レベルで変質してます。
    遺伝子そのものが変質してるため保護区を設けて保護するというやり方は全く意味がなく、早かれ遅かれ異常プリオンで絶滅するでしょう。むしろ異常プリオンが人間社会に拡散する前に滅んだほうがマシかもしれません。
    このような状態になった動物は凶暴になりますので人を襲う確率も上がります。
    ニホンオオカミも生息域を追われて共食いせざるを得なくなり、そして狂犬病の感染源となったため絶滅に追いやられました。

    ・・・

    人間社会もある意味で共食いの様相を呈しており、人間の場合は人肉ではなく金品や資源を奪い合います。
    人肉食によるプリオン病の蔓延は起こりにくくなりましたが、そのかわりプリオンで抑止されないタイプの新しい共食いが蔓延するようになったとも言えます。
    戦争や紛争、格差による遺伝的多様性の喪失は人類の種としての存続を脅かしかねないという意味では人肉食とそう変わりません。
    形を変えた共食いにより人類が滅亡しないことを祈るばかりです。

    必要なのは無償化ではなく市場開放だ

    2019.05.16 Thursday

    先日大学無償化法が成立し、所得制限はあるもののタダで大学に行けるというおかしな社会の到来が現実のものとなりました。
    これで喜んでる人にはこう言ってやりたい、ただより高いものはないと。

    このブログでは以前から言ってるように大学は実にひどいことになっていて、それも所謂Fランと呼ばれる無名のところよりも国立大学のほうが悪いという逆転現象すら起こってます。
    大学無償化の対象が一部の高偏差値のところだけになるのか、全部になるのかわかりませんが、何れにせよますます腐敗が進むこと間違いなしです。

    大学を無償化すれば極限まで腐敗する

    ・・・

    そもそもなぜ大学がこれほどまでに腐敗し、法外に高い学費に見合わない粗悪なアカハラ教育(もはや教育とすら言えない)を売りつけるような状況になったのか。
    これは大学が政策的に高い参入障壁で保護されていて税金で下駄を履いてるからです。
    国立は学費だけでも半分、他に科研費や補助金でも下駄を履いてますが、私学も下駄が低いだけで履いてることには変わりありません。
    この下駄をもっと高くして客つまり学生はお金を払わなくていいようにしようというのが大学無償化です。

    もし税金を投入し法外な安さでご飯が食べられる公営のレストランができたとします。しかも低所得者限定でタダだったとしましょう。
    近くにある他のレストランはどうなりますか?潰れますね。
    じゃあ潰れないように他のレストランに補助金を撒けばいいのか?
    そうすると競争がなくなって不味いレストランが跋扈することになるでしょう。

    税金ドーピングはより良いサービスを適正な価格で提供しようというインセンティブを著しく低下させます。
    それは最初ダンピングから始まり、やがてサービスも価格相応以下に落ちぶれるケースが多いです。
    学校がそうですし、文化財補助金のドーピングによる大名商売で店と客層の両方が悪くなってると疑われてる銭湯が都内にあります。
    教育無償化がどういう結果になるか、結果は火を見るより明らかです。

    ・・・

    大学に必要なのは無償化ではなく市場開放です。
    大学の認可をなくし、誰でも大学を作って学位を発行できるようにすればいいのです。
    名前が被ったり、紛らわしい名前の大学を作れないようにだけ規制すればいいのです。
    そうすれば良い大学には価値が出ますし、そうでないところは無名に甘んじるか淘汰されていきます。
    競争原理が働くことでク宗リンなんか真っ先に排除されますし、学費は全体的に安くなるでしょう。

    医療や保育も同じで、必要なのは市場開放です。
    税金で下駄を履かせたために本来の価格がわからなくなり、医療や保育のサービスを受けるためにそれ相応の対価を払わなくても良いという状況がこんな歪んだ社会を作ったのではないでしょうか。
    子どもを預けて働いたほうが預ける費用を差し引いても儲かるという状況は、その差額を納税者に払わせたり保育士に十分な報酬が支払われないことで成立してると言えます。

    ブログのSSL化完了

    2019.05.15 Wednesday

    昨日ブログの移転が完了し、SSLに対応しました。
    ショップの本体は2年前にSSL化してましたが、ブログはサーバーを移転する必要がありなかなか大変でした。
    SSL化したことでいろいろ変わることがあります。

    まず閲覧を盗聴されにくくなりました。
    URLを見たらわかると思いますが、http://がhttps://になっています。
    これにより通信が暗号化され、野良WiFiなどを使って閲覧したとしてもどの記事を読んでるのか、WiFiの管理者にはわかりません。
    ただしこのブログのどこかにアクセスしたという記録は残ります。

    そして若干ですが通信量を節約できます。
    暗号化されると同時に圧縮されるので理論上はデータのサイズが少し小さくなるはずです。
    ただ、画像などのコンテンツを大容量のものに差し替えていくので全体の通信量は増えるかもしれません。
    サムネと高解像度版に分けるので極端に増えることはないとは思います。

    サーバーを移転したことでより高解像度の画像を載せられるようになりました。
    現時点ではまだ前のままですが、羊山公園など新しい記事から順に画像を差し替えていこうと思います。

    SSLサイトは検索エンジンにも優遇されます。
    私の言うことをトンデモだの言ってる人がいましたが、直ちに立証することが難しい命題において正しいかどうかは声の大きさであったり支持者の数で決まります。
    検索エンジンの上位に来ることが多ければそれだけ支持者が増えることを意味します。
    言い換えれば今まで検索エンジンに冷遇されるというハンデを被っていたわけです。

    あとは京都大学化学研究所のク宗リンや藤カスの所属や実名を伏せる必要がなくなりました。
    前のサーバーは規約にだいぶ縛られましたが、このサーバーは殺害予告や脅迫行為をしなければ基本的にセーフです。
    これで侮辱罪や名誉毀損を成立させるには公益性や危険引受法理をクリアしなければなりません。
    アカハラ批判は公益に則することであり、またアカハラをした時点で晒される危険を引き受けていると言えます。
    いきなり実名晒しはちょっと抵抗があるので、様子見しつつ伏せ字を外していこうと思います。

    そうするとコメントが荒れることが予想されます。
    前からソリチルと思しきアクセスやコメントがちらほらとあって律儀に返信をしてましたが、ここは私のブログですので文章の書き方をとやかく言われる筋合いはないと思ってます。
    正しいのかトンデモなのか、それは検索エンジンが決めることです。
    コメントが荒れると検索順位に悪影響が出る可能性もありますので誹謗中傷の意図を感じたら削除させて頂きます。
    ソリチル対策としてクソー林の踏み絵を設置し、顔写真を真っ黒に塗りつぶさなければコメントが投稿できないようなシステムも検討中です。

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