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    ヒグマの存在自体が動物愛護に反している

    2019.08.22 Thursday

    先日、札幌で出没したヒグマを猟友会が射殺したところ、案の定愛誤ども(動物愛護団体)が市役所に苦情の電話を入れまくったようです。

    じゃあお前らがクマ引き取って面倒見ろ!と言いたくなりますね。

    ヒグマにまつわる事件は結構やばいものが多いです。
    あまりにもやばすぎてここには書きませんが、興味のある方はググってみましょう。トラウマになっても責任取りませんが。

    ・・・

    愛誤は人間だけがクマを殺傷してると思ってそうですが、それは大きな間違いです。
    クマを一番殺してるのは誰か?それはクマです。

    ツキノワグマでも共食いが見られるようですが、ヒグマは特に顕著です。
    オスがメスを寝取って子グマを食い殺すことは普通にやってます。
    もし動物愛護を理由にクマの射殺に反対するのであれば食い殺される子グマを助けることを考えるべきでしょう。

    そもそも仲間を食い殺すような動物が人間と共存できるのかと言う話です。

    ・・・

    ところで共食いはプリオン病を誘発します。(食人族という都市伝説を参照。)
    既にヒグマの間では異常プリオンが恒常的に発生していて、それが凶暴化に繋がってる可能性があります。
    本来は共食いをするような動物ではありませんでしたが、人間と生息域が衝突したために餌とテリトリーが不足して共食いせざるを得なくなったと考えられます。

    これを本来の生態に戻そうと思えば北海道から人がいなくなる必要があります。
    当然それは現実的ではありません。

    共食いが続く限りヒグマはいずれ絶滅します。ヒグマ由来の異常プリオンが家畜や人間に伝染するということも起こりえます。
    そうなる前にいっそ人為的にヒグマを絶滅させてしまったほうがいいのではないでしょうか。
    ヒグマが絶滅すれば食い殺されるかわいそうな子グマもいなくなります。

    ・・・

    ヒグマを滅ぼすのは簡単ではありません。
    昭和38年に出された著書、犬飼哲夫『熊に関する百訓』では「北海道の熊は文化の敵、人類の敵である」と述べられています。
    北海道大学の犬飼哲夫教授はヒグマを絶滅させるための研究をしていました。

    銃で射殺するのは大変危険です。心臓を撃ち抜かれても襲ってきますし、クマも馬鹿ではないので人間の行動を読んで裏をかくようなことをやるでしょう。
    そこで考えられたのがニホンオオカミの駆除に使われた硝酸ストリキニーネという毒物を使うことです。
    毒エサをばら撒くというのは今では考えられないようなことですが、毒エサを食べて死んだクマを犬や人間が食べてしまった場合を想定した実験も行われたそうです。

    今じゃ到底受け入れられませんね。

    そこで愛誤のクレームやクマの反撃を最小限に抑えつつクマを絶滅させる方法を考えてみます。
    野良猫を殺処分せずに減らしていく「地域猫活動」を参考にしました。
    地域猫活動とは野良猫に不妊手術を施すことで繁殖しないようにして、今生きてる野良猫を寿命まで生かしつつ時間をかけて絶やしていくやり方です。

    当然ながらクマに不妊手術は無理です。そこで経口避妊薬を使用します。
    経口避妊薬入りの餌を与えることで子どもが生まれないようにしてしまうのです。
    そうすればクマの寿命は30年ぐらいですから、30年後には完全に滅ぶことになります。
    やたらめったら避妊餌をばら撒くのではなく、個体にGPSを付けたりドローンを活用することで繁殖期のクマをターゲットにして食べさせるとより効率を上げることができます。

    ・・・

    人間とクマの生息域が重なってる限り人間とクマの衝突は避けられません。
    これを多様性だの共生だのと綺麗事のオブラートに包んでるようではいつか事件が起こります。
    滅ぼしてしまえばそのリスクから永久に解放されます。

    種の保全という立場に立てばクマは愛玩動物に改変して残せばいいと思います。
    小さくして、危険な牙や爪が生えてこないように遺伝子を破壊して、性格も変えてしまえばいいのです。
    もっとも愛玩動物にするのであればツキノワグマやヒグマよりもマレーグマが適してると思いますが。

    四柱推命は当たるのか

    2019.07.31 Wednesday

    一昨年のクリスマスイヴ、私は好きな人と横浜中華街の手相占いに行きました。

    当時の記事はこちら
    永久に片想い?

    ちょうど一年後、一昨年のクリぼっちの時に書いた回想記事
    最高のクリスマスから1年(2日目)

    その日まで私は手相占いにはあまり興味がなく、ギャンブル好きの知り合いからギャンブル線の話を聞いても「ふーん」という感じでした。
    ところが中華街の料理店で好きな人が占いに行くことを提案してくれたおかげで占いのお店に足を運び、それが私の手相占いに対する考え方を根底から変えるきっかけとなったのです。
    ドンピシャリに言い当てられたあの日の感動を今でも覚えています。

    ではなぜ手相占いは当たるのか。
    私は遺伝子同士の干渉によって性格と手相が連動するのではないかと考えました。

    手相占いなぜ当たるのか

    ・・・

    あれから同じ手相占いのお店に一人で足を運びました。
    そして占い師に四柱推命を勧められたので、別のお店で四柱推命も占ってもらいました。

    その結果は手相占いと比べると当たってるような当たってないような、なんだかよくわからない感じでした。
    初めて手相を占ってもらった時のような感動はなかったわけです。
    占い師いわく「手相占いの精度を高めるには四柱推命を組み合わせたほうがいい」とのことでしたが、それはどうせセールストークだろうと思ってました。まあセールストークの意味もあるでしょう。

    当時のメモを読み返してみると当たってるところがあり、外れてると断定できるところはありません。
    これだけだとバーナム効果や認知バイアスと区別がつかないので、まだ答えが出るのに時間がかかりそうです。
    そもそも四柱推命はタロットの類と同じで科学的裏付けのまったくない、ただの乱数だと思ってるフシがありました。

    ある事実を知るまでは。

    ・・・

    ところで皆さんは太陽活動の11年周期をご存知でしょうか。
    太陽は活発化すると黒点が多くなり、弱まると黒点が少なくなります。
    極大期にはフレアが多く発生し、また明るさもわずかですが増加します。

    太陽活動の変化が磁場の周期的変動によってもたらされることはわかってましたが、なぜ磁場が11年周期で変動するのかというのは長い間の謎でした。
    そしてついにその謎が明らかとなりました。

    地球など太陽系の惑星が太陽活動の周期に影響を与えていると判明 - GIGAZINE

    なんと木星、金星、そして地球の引力が太陽に影響を与えてるというのです!
    莫大な質量を持つ木星と土星ならまだわかりますが、太陽と比べると芥子粒みたいな金星や地球が太陽に影響を与えるというのはにわかに信じがたい話です。
    発見者でさえ最初は懐疑的だったそうです。

    どうやら太陽のプラズマがレイリー・テイラー不安定性によって地球や金星の僅かな潮汐力の影響を増幅してしまうようです。
    なかなかピンときませんが、バタフライ効果のようなものでしょうか。

    太陽には11年周期以外にもっと長い周期があり、数百年のスパンで見ると現在の太陽はかなり弱っていて2013~2014年にあったとされる極大期も不発でした。
    長い周期も惑星の公転との関係が疑われます。
    この周期はまた氷期、飢饉、戦争、幕府の終焉など歴史的な事象とも関連してると言われており、現在の不景気を太陽と結びつける論調も珍しくありません。
    ところがもっと長い目で見ると太陽は一貫して膨張を続けてますので話はそこまで単純ではないかもしれません。

    熱中症や皮膚がんは地球滅亡の前触れ

    太陽磁場が惑星の引力の影響を受けるということは地球磁場も同じように影響を受けても全くおかしくありません。
    地球は液体の外核を持つため、それが太陽や惑星の影響を受けるとなれば地磁気がそれに反応することになります。
    地磁気の変化は大気圏に入射する放射線量を変化させ、それは気象に大きな影響を与えます。
    渡り鳥のように地磁気を頼りにする動物は直接的に影響を受けますし、また渡り鳥は生態系で重要な位置を占めるため地磁気の乱れは生態系を変えてしまいます。

    ・・・

    一見ランダムに見える環境の変化がもし周期的なものの組み合わせだったとしたら、それに合わせて準備すれば生存率が上がるはずです。
    したがって生物は、そして人間は生まれながらにして独自のリズムを持っており、これから起きることを無意識的に予見して動いてるのではないかという想像を駆り立てられます。
    なにしろ惑星の動きは太古の昔からほとんど変化しておらず、きわめて正確な時計として機能してます。
    そのため生物が惑星の動きに連動する長周期の時計を何十億年もかけてじっくり進化させてきたとしても全く不思議なことではないのです。

    これは全くの無意識化で働くものであり、多くの人は普段それを意識することがありません。
    古代中国で人類がそれを発見したものが陰陽と五行であると考えられます。
    四柱推命は陰陽と五行を組み合わせた陰陽五行説に基づくものです。

    ・・・

    四柱推命が手相占いと比較してキレがないように感じられたのは、手相占いと比較すると目先のことを予測することが得意ではないことが理由であろうと考えられます。
    そのかわり四柱推命は手相占いよりもずっと先を見渡すことができるはずです。問題は当たるかどうかですが。
    目先のことを予測することが得意ではない理由は人間が惑星の重力を直接感知できず、太陽や地球の核を通した磁気の変化で影響が出るまでにタイムラグがあるからでしょう。
    タイムラグや周期の乱れをある程度織り込んだ上で進化したと考えられますし、そのため一人ひとり少しずつ違った周期があるはずです。その周期の違いを生年月日と結びつけたのが四柱推命なのではないでしょうか。

    さて、私が知らないだけかもしれませんが人の一生よりも長いタイムスケールを対象とした占いは聞いたことがありません。
    しかし四柱推命をもっと長い周期に拡張していけば数百万年先まで占える可能性があります。
    地球の外核に大きな異変が起こると磁気の変化はすぐに出てきますが、数百万年後にはマントルを通してより凄惨な厄災が地表に現れることになります。
    ということは磁気の変化やそれに付随する環境の変化を察知すれば数百万年後の厄災に備えることが可能であり、人類には既にそのような仕組みが備わってるかもしれません。

    ・・・

    自分で書いておいて「ほんまかいな」と思うのが正直なところです。
    とりあえず好きな人との未来がどうなるのか、それを注視していきたいと思います。
    果たして中華街の占い師の言うとおりになるのか、それとも外れるのか。
    答えが出るのに長い時間がかかりますが、しかしいつかは確実に答えが出るはずです。

    間接繁殖のすすめ

    2019.07.07 Sunday

    皆さんは子ども時代楽しかったでしょうか。
    多分ほとんどの人は良いことも悪いこともあったと答えると思います。
    これが極端に悪いことばかりだと宗林由樹みたく反出生主義になるのでしょう。
    宗林が反出生主義であることは機能不全家庭の再生産を物理的に食い止めたという意味では評価できることです。

    私も負けないぐらい悪いことがありましたが反出生主義にはなってません。
    悪いことや嫌なことがあったなら自分の子どもを同じ目に合わせないようにすればいいという考えです。
    ところが大抵の人は自分の親の嫌だったところをそのまま引き継いで子どもに同じことをしてます。困ったものです。

    親に対する不満の多くはお金と人員で解決可能です。
    親そのものが嫌なら親を別の人に挿げ替えればいいのです。
    簡単に言うなよ、そんな声が聞こえてきそうですね。
    そこで提案するのが表題の間接繁殖です。

    ・・・

    私の周りだけかもしれませんが、既婚者は1割ぐらいしかいません。
    バツありを含めても2割はないですし、子持ちはもはや伝説のポケモンレベルのレアキャラです。
    友達は100人以上いるのに子持ちはざっと思いつくので8人です。
    しかもこれは年配の人も含んでいるので同年代に限定すればもっと少ないです。

    おそらく三兄弟の全員に子どもがいないようなことは普通なんじゃないかと思います。
    子どもを育てるにはお金も人員も必要ですからこれは仕方ないことです。
    あてもないのにポコポコ産むのでは困ります。

    もし三兄弟が協力すれば子どもを一人育てられるのではないでしょうか。
    一人ではできないことを協力してやるのです。
    誰が子どもを作るのか最初に話し合って決めるのが一番いいですが、できてしまってから協力を打診するのでもかまいません。
    まあできてしまってから協力を求めるのでは揉める可能性が高いので最初に話し合って計画的に決めるに越したことはありません。
    なおこの方法でも最終的に全員が自分の子どもを持つことは可能です。同時に子どもができてしまっては大変なので10年区切りで交代すればいいのです。

    ・・・

    自分から見て兄弟は50%の遺伝子を共有してます。兄弟の子どもは25%です。
    直接の自分の子どもなら50%なので、半分だけ自分の子どもでもあると言えます。
    したがって兄弟の子を育てることは間接的に半分自分の子を育ててるのと同じです。
    子育てに加わることのできる人数が増えれば0人が1人になるだけでなく、子育ての質を上げて冒頭で述べた不満点をほぼ解決することや育ての親の挿げ替えすらも可能になります。
    これは将来の繁殖成功を大きく引き上げます。
    このことからこの戦略のことを「間接繁殖」と呼んでいます。

    私も間接繁殖してますが、兄弟よりも遠い間柄です。
    もちろん血縁のない他人を取り込むのもありです。これは間接繁殖になりませんが子育ての負担を下げて質を上げるには大いに有効です。
    もっとも血縁関係を気にしないのであれば情は移りますのであまり変わりません。

    ところで間接繁殖は何も目新しいことではありません。
    アリやハチは王と女王だけが繁殖して兄弟はワーカーとしてそれを支えます。

    そもそも多細胞生物は細胞単位で見ると既に間接繁殖してると言えます。
    人間の細胞は60兆ありますが、そのうち直接繁殖するのは1個だけで残りはそれを支えることに徹しています。
    したがって間接繁殖は歴史と実績のある戦略だと言えます。

    これはリチャード・ドーキンスの血縁選択説に裏付けられています。
    興味のある人は「利己的な遺伝子」を読んでみてください。

    悪人の更生は可能なのか

    2019.06.12 Wednesday

    前回、川崎殺傷事件や池袋暴走事件の事例から「パワハラや煽り運転のような比較的軽微な悪事を犯した時点で経済活動(社会)から締め出しておくべき」という持論を展開しました。

    あえて言おう、一人で○ねと

    これは岩崎隆一を被害者扱いした藤田孝典の対極を行くものであり、「更生ができなくなって余計に悪いことをするのでは」という反論が当然のように出てくると思います。

    ではそもそも論として悪人の更生は可能なのか?今回はそれをテーマにします。

    その前に前々回の記事、食人族という都市伝説ではコメント欄にてタンパク質の一種であるプリオンが如何にして病原性を持つかということに対してだいぶ説明を求められましたので、まずは分子生物学の基礎について解説しておきます。これは今回のテーマにも必要な知識です。

    ・・・

    人間の70%は水で、残りはタンパク質や脂質、糖、そしてミネラルでできています。
    人間を含む全ての生物は雑多な物質からできてますが、生物を特徴づける主役となってる物質はDNA、RNA、タンパク質の3種類です。

    DNAは生物の設計図で、これで顔の形や性格など多くのことが決まります。
    RNA(mRNA)は全体の設計図の中からひとつの部品の設計図をコピーして取り出したものです。
    タンパク質は生物の部品で、これが酵素として機能したり構造材となったりします。

    この3種類の関係はポンチ絵で表すとこんな感じです。


    (出典:セントラルドグマ - Wikipedia)

    DNAとRNAはよく似てますが、図を見て分かる通りDNAは2本鎖です。これは自己修復機能があり、原則として配列が変化しないことを意味します。
    DNAはアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類の塩基からなり、Aの相手はT、Gの相手はCと決まってるので片方の鎖の塩基でもう片方の鎖の塩基が決まります。

    5'-ATGATCCGG-3'
    3'-TACTAGGCC-5'

    5'、3'というのは蛇の頭と尻尾の関係だと考えてください。2匹の蛇が頭と尻尾を反対の向きに並び、そのまま絡みついたようなイメージです。

    細胞分裂の時は2本鎖がほどけてそれぞれの鎖に対応するもう一本の鎖が作られます。これは原則として全く同じものが作られますので複製といいます。
    (あくまで「原則として」なのでエラーで配列が変わってしまうことはあり、大抵は良くない結果を生みます。)

    一方でRNAは基本的に1本鎖です。
    遺伝子と呼ばれるDNAの一部の配列を片方だけコピーして作られますが、1本鎖であること以外に構造に含まれる糖と塩基がDNAと異なります。
    DNAではチミン(T)だった部分がRNAではウラシル(U)に置き換わります。

    前述の塩基配列のうち上の行がRNAに変換された場合このようになります。

    5'-AUGAUCCGG-3'

    なおこの配列は下の行、3'-TACTAGGCC-5'を鋳型に作られます。

    さて、おもしろいのはここからです。
    DNAやRNAはA、T(U)、G、Cの4文字しかありませんが、タンパク質は20種類のアミノ酸つまり20文字で表現されます。
    一体どうやってこれを変換してるのか?塩基3つがアミノ酸1つに対応するように変換されてるのです。



    この対応表をコドン表といいます。

    5'-AUGAUCCGG-3'

    この塩基配列は次のアミノ酸配列に変換されます。

    H2N-Met-Ile-Arg-COOH

    これはメチオニン、イソロイシン、アルギニンから成るトリペプチドですが、この程度のサイズではタンパク質らしい性質は出ませんので実際はこれよりももっと長い鎖が作られます。

    以上の話をまとめると、DNAからRNAが転写されて、それがアミノ酸配列に翻訳されてタンパク質が作られると言えます。これを分子生物学のセントラルドグマといいます。
    セントラルドグマは一方通行で、塩基配列→アミノ酸配列への変換はできても逆はできません。このことが本日のテーマを論じる上で重要になってきますのでよく覚えておいてください。

    なお、エヴァンゲリオンにもセントラルドグマが出てきますが、エヴァにも生物要素がありますので分子生物学のセントラルドグマから来たものと思われます。

    ・・・

    RNAからタンパク質への翻訳はリボソームという細胞質にある巨大な分子で行われます。
    リボソームがやってることは単にアミノ酸をくっつけて一本の鎖にするだけですが、実際のタンパク質は鎖が決まった形に折り畳まれていてそれが酵素というきわめて精巧な分子機械として機能したりします。


    (出典:タンパク質の構造とアミノ酸の種類 | バイオハック|おうちで学べる生物学)

    タンパク質の立体構造はアミノ酸配列によって決まり、リボソームで合成されると同時に自ずと熱力学的に安定な構造に折り畳まれると考えられています。
    プリオンは同じアミノ酸配列で安定な立体構造が2種類あり、それが正常プリオンと異常プリオンです。悪いことに異常プリオンのほうが安定なため正常プリオンが異常プリオンに出会うと異常プリオンに変わってしまうのです。

    タンパク質の機能を決めてるのもアミノ酸配列で、この違いがアルコールの分解能力、顔の形、そして性格などをある程度決めています。
    したがって人間は生まれた時点で性格や学力などがある程度決まっていると言えます。
    子どもが親に似るのはそのためです。

    ・・・

    さて、学力や性格が遺伝子で決まっているということは悪人の更生が不可能であることの強力な論拠となります。
    前述の通りセントラルドグマは一方通行ですので塩基配列が修正されることはありません。

    しかしながらこれだけでは悪人の更生が不可能であると言い切るには不十分と考えます。
    なぜなら人間のような高等生物は遺伝子の予備を持っていて、先天的な欠陥をある程度織り込んだ上で後から修正する能力があるからです。

    例えば悪酔いのしやすさを決めているアルデヒドデヒドロゲナーゼは相同染色体に1個ずつ持っていて、片方が壊れていてももう片方が生きていたらある程度は飲めます。
    また両方とも壊れている下戸でも少しずつ慣らしていけば別のルートで分解できるようになり、飲めるようになることがあります。(危険ですので安易に試してはいけません)

    このことから生まれつき何か性格に問題があったとしても育て方でなんとかなったりするのです。
    私も小さい頃は保育士に嫌われたり友達に意地悪をしたりいろいろと問題のあるクソガキでしたが今では普通に社会生活を送れています。
    何か問題が起きたとすればそれは私にイヤキチする人が悪いのです。

    おいこら宗林由樹、藤坂浩章、見てるか。

    ・・・

    この逆パターンとして生まれつきまともでも後からおかしくなることもあります。
    京都大学化学研究所の宗林由樹はこのパターンであると考えられます。

    親が女の子を望んでたためか女の子みたいな名前を付けられ、しかも後に女の子が生まれました。妹が生まれてから妹ばかり可愛がられてたことが想像できます。
    早生まれであったため子ども時代はさぞ過酷だったことでしょう。子どもは残酷ですから早生まれで体格の小さい子はいじめの標的になりやすいです。
    さらに悪いことに父親はDVで、平手打ちを日常的に受けていたという本人の証言もありました。

    おそらくこのような背景から柔道を始めたと考えられますし、また反骨精神から勉強に励むきっかけにもなったのでしょうか。
    少年時代は学校にトランプを持ち込んで怒られるような至って普通の少年でした。
    ここで理科の先生に「科学部に入ったら理科室でトランプさせてあげるよ」と言われたことが運命の分かれ道となりました。

    最初はトランプばかりやってたそうですが、やがて科学部の活動に励むようになってそれをきっかけに学問の道へと足を踏み入れました。

    学問の世界は非常にドロドロしていて毒に満ちています。大学院重点化前は今以上にアカハラがあったという話もあります。
    大学にいても毒に染まらない人もいますが、宗林由樹の場合は機能不全家庭育ちだったせいであっという間に毒に染まってしまったのかもしれません。
    柔道部出身のため体育会系の悪い部分にも染まっています。
    また、ハロゲンや重金属などの化学的な毒も体を蝕んでいきました。

    こうしてたちの悪いアカハラ魔が誕生してしまいました。

    ・・・

    この一連の過程を物質的な側面で考察すると、DNAやタンパク質の修飾、変性がキーポイントとなっていると考えられます。

    DNAの塩基配列は基本的に不変ですが、化学的な修飾によって発現を調整されます。


    (出典:エピジェネティクスとは? | 国立がん研究センター 研究所)

    CpGアイランドと呼ばれるCG配列が高頻度にある領域はメチル化されることでRNAポリメラーゼが結合しなくなり、結果その遺伝子は不活性化されます。
    生まれた時はほぼメチル化されておらず、歳とともにメチル化の頻度が増えていきます。がん細胞ではメチル化が異常なほど見られます。
    また逆反応で脱メチル化されることもあります。

    宗林由樹のDNAは幼少期に急激にメチル化が進行し、これによって内向的な性格が形成されたと考えられます。

    一方で発現を促進する修飾もあります。
    これはDNA本体ではなくDNAを巻き付ける芯にあたるタンパク質であるヒストンがアセチル基によって修飾されます。
    それによってアセチル化された部分が解けやすくなり、遺伝子が活性化します。

    柔道を始めたり京大を受験した頃に急激にアセチル化が進み、次第に活動的になっていったと考えられます。
    しかしメチル化された部分はほぼそのままなのでブレーキとアクセルを同時に踏むような状況が普通に発生し得ます。

    DNAやヒストンの修飾は微視的には可逆的ですが巨視的には不可逆的で、歳とともにどんどん修飾されてゴチャゴチャになっていきます。
    また、既に存在するタンパク質も発現の調節に関わっており、これらの副反応まで考慮すると話は非常に複雑になります。

    内情がドロドロな京大で博士課程、職員、助教を経験するうちにそのストレスに適応するように遺伝子の発現が調整されます。
    これは幼少期や少年期のメチル化やアセチル化に被せる形になりますので、これによって過去に形成された性格は不可逆的に固定化されていきます。
    さらにフッ化物イオンや重金属による被曝とアルコール依存はDNAやタンパク質に修復困難な傷害を与えて、それも人格を歪めました。

    ただ藤坂浩章とは対照的に酒を飲んだら良い人になるところが謎であります。おそらく根は悪い人ではなく、あの性格は後天的に作られたものであると考えてます。

    ・・・

    大人が子どもに戻れないことからもわかるように人間の成長は不可逆的であり、物質的な側面で見るとそれは不可逆的な化学反応の積み重ねであると言えます。
    それは折り紙に似ていて、ある程度進むともう後戻りはできません。
    小学生ぐらいまでなら修正できるかもしれませんが、それ以上になると修正は難しいでしょう。

    以上のことから悪人の更生は不可能であり、パワハラや煽り運転などの軽微な悪事を働いた時点で経済活動から排除する必要があると考えます。
    その結果として余計に悪いことをする可能性がありますが、かといって社会に居場所を与えたところで今度は別の悪いことをするだけです。
    一時的に更生したように見えてもいずれ化けの皮が剥がれるでしょう。

    宗林由樹にしても藤坂浩章にしても自宅に引きこもっててくれれば害はありません。
    生んで育てたのは親の責任ですから親が面倒を見ればいいのです。
    ところがクズの分際で下手にお金や社会的地位を持ったりすると非常にタチが悪いです。

    ・・・

    子どもを産むということはそれによって一生涯続くであろう様々なリスクを一手に引き受けるということです。
    引きこもりになるリスクも当然ながら想定しておく必要があります。
    この話もいつか取り上げようと思います。

    食人族という都市伝説

    2019.05.26 Sunday

    ブログを移転してからいろいろバグが見つかっては微調整してます。
    コメントを投稿してもなぜかブラウザに残ってしまうバグがあったので修正しました。

    コメントされる方にお願いです。
    毎回HNを変えてコメントされる方がいらっしゃいますが、荒らし、スパム、工作員と紛らわしいのでできればなるべくコメント毎にHNを統一して頂けたらと思います。
    一応IPアドレスや端末から誰が誰なのか大体把握してますが、ネットカフェやプロキシを通した場合わかりづらいのでご協力お願い申し上げます。

    なお、荒らし対策のとばっちりでネットカフェ、プロキシ、大学からコメントしようとすると弾かれる可能性が高いことは予めご了承ください。
    とばっちりで荒らし以外も弾かれうるためコメントを承認制にすることも考えましたが、クソコメをいちいち読むのも鬱陶しいのでシステム的に弾くのが最善と判断しました。

    ・・・

    さてさて、今回も荒れそうな話題です。
    皆さんはこの地球上のどこかに食人族が生息しているという都市伝説を一度は耳にしたことがあるかと思います。
    ガリバー冒険記やロビンソンクルーソーにも登場したネタです。

    まだ地球に開拓されていない場所が残っていた時代の人々は、海を隔てて遠く離れた土地に小人や巨人、食人族など自分たちとは違った種族が住んでるのではないかと思いを馳せたのでしょう。
    これは現代で凶悪なエイリアンが宇宙のどこかに生息しているという定番のSFネタにも通じるものがあります。

    では食人族は実在するのか?
    残念ながら(?)食人「族」はおそらく実在しません。
    宮崎勤のように稀に個人として食人するような異常者が出現することはありますし、飢饉の時に緊急回避的に行われることはあっても種族として安定に存在することはできないのです。
    なぜならプリオン病を発症して滅ぶからです。

    古今東西語り継がれてきた食人族伝説は、不運にも異常者に遭遇した話に尾びれがついたり、飢饉の緊急回避的な食人に不運にも遭遇してしまったことが発端であると考えられます。
    比較的最近の事件としてはパプアの宮崎勤に旅行者が喰われたケースが有名です。

    ・・・

    人間が人肉を食べたらどうなるのか。
    人肉は自分の体とほぼ同じ成分でできてるので、栄養的にはかなり優秀です。
    だからといって人肉を食べると恐ろしいことになります。

    まず寄生虫や病気が感染します。生食は一発アウトですし、火を通したとしても解体する時に感染する危険があります。

    そしてもっと恐ろしいのが狂牛病の原因にもなっている異常プリオンです。
    ところでプリオンとはタンパク質の一種で、誰でも持っていて通常は無害です。
    しかし、これと全く同じアミノ酸配列で折りたたみが異なるものがあり、これが異常プリオンと呼ばれて恐れられています。

    異常プリオンが体に入るともともとあった正常プリオンを異常プリオンに変えてしまい、異常プリオンがどんどん増殖していきます。
    飽和食塩水に塩の種結晶を入れるとそれを芯に結晶がどんどん成長していくようなイメージです。というかメカニズム的には同じです。
    やがて異常プリオンの塊が脳を破壊して人を死に至らしめるのです。

    厄介なことに異常プリオンは熱に安定で、しかも消化されずに生き残るため加熱調理してもダメです。

    では一体何をきっかけに最初の異常プリオンができたのか。
    これはよくわかってませんが、共食いが関係してると考えられています。
    狂牛病の場合、牛の肉骨粉が感染源でした。これは肉骨粉に異常プリオンが含まれていたために一気に広まったと言えますが、正常プリオンから異常プリオンへの変性も肉骨粉を消化する過程で起こったと考えられます。

    ・・・

    逆説的ではありますが、プリオンはそもそも共食いを防ぐためにあるのではないでしょうか。
    共食いは遺伝的多様性を減少させますので、個体数が制約されやすい大型動物にとって避けるべきことです。
    プリオンが共食いを防いだおかげで人類などの大型動物が生き残ってきたと考えるのは説得力があります。

    繁殖力が強く世代時間の短い昆虫や小型動物では共食いが生存戦略に組み込まれていたりしますが、この場合プリオンを最初から持ってなかったり、小型化する過程で耐性を獲得したと考えられます。

    ところで今日では大型動物においても共食いが見られるという異常事態が発生しています。
    チンパンジー、クマ、ライオンなどの野生動物が共食いしてるのを自然だと思ってはいけません。
    前述の通り共食いは飢饉などの非常事態で緊急回避的に行われる場合があります。
    つまり、これらの動物は終わりのない非常事態に直面しているわけです。

    原因が何なのか、察しのいい人はわかるでしょう。
    この非常事態は人類が文明を持つ前から始まっているため、既に遺伝子レベルで変質してます。
    遺伝子そのものが変質してるため保護区を設けて保護するというやり方は全く意味がなく、早かれ遅かれ異常プリオンで絶滅するでしょう。むしろ異常プリオンが人間社会に拡散する前に滅んだほうがマシかもしれません。
    このような状態になった動物は凶暴になりますので人を襲う確率も上がります。
    ニホンオオカミも生息域を追われて共食いせざるを得なくなり、そして狂犬病の感染源となったため絶滅に追いやられました。

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    人間社会もある意味で共食いの様相を呈しており、人間の場合は人肉ではなく金品や資源を奪い合います。
    人肉食によるプリオン病の蔓延は起こりにくくなりましたが、そのかわりプリオンで抑止されないタイプの新しい共食いが蔓延するようになったとも言えます。
    戦争や紛争、格差による遺伝的多様性の喪失は人類の種としての存続を脅かしかねないという意味では人肉食とそう変わりません。
    形を変えた共食いにより人類が滅亡しないことを祈るばかりです。

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