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アベノマスクはガーゼとしてなら使える

2020.07.02 Thursday

皆さんのもとにはアベノマスクは届きましたでしょうか。
私はアベノマスクをだいぶ前に受け取りましたが開封すらしてません。
コロナの思い出として記念にとっておくつもりです。

安っぽいガーゼマスクにしてはえらくコストがかかってる、その割にはカビが生えてたりして品質に問題があるなど、巷ではあまり良い話を聞きません。
まあ政府が提供するものにまともな品質と価格を期待するのは野暮というものです。
政府が提供するものは公教育といい国立大学といい、高かろう悪かろうがデフォですから。

ばらまかれた10万円も後から増税で何倍返しにもなって回収されるので覚悟しておきましょう!

余談ですがツイッターにアベノマスクは受取拒否しましたと言うおもしろい人がいました。

無能弁護士から送りつけられてくる脅迫内容証明郵便であれば保管期限まで居留守してたら勝手にUターンしていきますが、アベノマスクは郵便受けに投函されるので受取拒否はできないはずです。
もしかしてこの方の家には郵便受けすらないのでしょうか…。

・・・

それでは本題に入ります。
昨日、ドラッグストアの店員さんにいいことを教えてもらいました。

アベノマスクはマスクとしてではなくガーゼとして見れば使えると。

マスクや消毒液の流通状況は改善してきましたが、ガーゼは今でも品薄です。
切って使ってもいいですし、ひもを結べば固定できるのでテープがない場合の応急処置にも適してます。
災害時の怪我の手当などに使えるので、アベノマスクをまだ使ってない人はもしもの時の備えとして救急箱に保管しておくことをおすすめします。

ところで、アベノマスクを受取拒否したと言う方はダニやカビに汚染されてることを心配されてました。
もちろんアベノマスクをガーゼとして使うのは手元にあるアベノマスクが綺麗で品質に問題がないことが前提です。
個包装された滅菌ガーゼがあればそれを使うに越したことはありませんが、背に腹は代えられない状況ならアベノマスクでも無いよりマシでしょう。

市販のガーゼやタオルでも保存状態が悪ければすぐにカビや害虫に汚染されます。
気になる方はエタノールや熱湯で消毒し、乾燥剤または使い捨てカイロと一緒にジップロックに入れて密閉しておくといいです。
害虫もカビも水分や酸素がなければ生きていけません。

・・・

私もアベノマスクは愚策だったと思います。アベノマスクに限らず政府のやることはどれもこれもろくでもないです。
しかし今更批判しても無駄遣いされた税金が戻るわけでもないので、どうにか有効利用する方法を考えたほうが建設的ではないでしょうか。

アベノマスクをガーゼとして使うことを教えてくれた店員さんは私の知り合いです。
マスクや消毒液が品薄だった頃はうるさいお客さんの相手に心を砕いてました。

今後大地震などでガーゼが品薄になり、記憶に新しいマスク戦争が今度はガーゼで再現されることは十分に考えられることです。
いざという時に命を落としたり人に迷惑をかけなくていいように日頃から準備しておいてください。
これは店員さんからのお願いであり、私からのお願いでもあります。

うつ病にはヘルペスウイルスが関係していた

2020.06.15 Monday

前々回の記事、人間の持つ有害遺伝子はウイルス由来かでは、自害行為や他害行為などの原因となる有害遺伝子はウイルスによって仕組まれたと考えれば進化的にうまく説明できると述べました。

新型コロナウイルス(COVID-19)に感染した結果、免疫系が自分の細胞を攻撃してしまうのは個体の生存にとって不合理的です。
失業や健康問題などで追い詰められた結果、テレビに出ている人間をいじめて自殺に追い込むのは種族の生存にとって不合理的です。
これらの行動原理は遺伝的プログラムのバグであり、一見すると長い進化の歴史のうちに修正されてるか人類ごと淘汰されてなければおかしいように思えます。

ところが人間の遺伝子の総体であるヒトゲノムのうち実に半分近くはウイルス由来で、人は生まれつき多数のウイルスを飼っていてウイルスによって仕組まれた遺伝子が多数存在するのです。
このことはウイルスの生物学的存在意義は何かにて述べました。

その中には宿主である人間から見ると不合理的な行動を引き起こすものも多数あります。
例えば新型コロナウイルス(COVID-19)によってサイトカインストームという有害な免疫反応が起こるバグは、言わば過去に仲間のウイルスによってヒトゲノムの中に送り込まれたスパイのようなものです。
生物ですらないウイルス単体では攻撃力が弱いので、人間の遺伝子にあらかじめスパイを送り込んで合図があれば中から破壊活動を行うように周到に準備をしていたのです。
民族による死亡率の違いはスパイ遺伝子にどこまで汚染されているかということではないかと考えています。

以後、ウイルスによって仕組まれたと考えられる有害遺伝子はスパイ遺伝子と呼ぶことにします。

コロナ禍に起きた悲劇である木村花さんを死に追いやった誹謗中傷もスパイ遺伝子の仕業かもしれません。
人間が仲間同士で殺し合うと遺伝的多様性が失われてウイルスにとって有利になります。
つまりウイルスの策略にまんまと引っかかってるということに気づかなければなりません。

スパイ遺伝子は人間にとって有害無益なため自然選択で除かれていきますが、ウイルスによって次々に送り込まれてくるのでいつまで経っても無くならないのです。

・・・

前置きが長くなりましたが本題に入ります。
タイムリーなことにウイルスによって不合理的行動が引き起こされてることを裏付ける研究結果が発表されました。

うつ病の「引き金」物質を確認 疲労やストレスで増加(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 慈恵医大の近藤一博教授(ウイルス学)らは長年、疲労とウイルスの関係を調べ、疲労が蓄積すると唾液(だえき)中に「ヒトヘルペスウイルス(HHV)6」が急増することを突き止めていた。

 HHV6は、赤ちゃんの病気である突発性発疹の原因ウイルスで、ほぼ全ての人が乳幼児期に感染し、以降ずっと、体内に潜伏感染している。

 普段は休眠しているが、体が疲れると、HHV6は目覚め「弱った宿主から逃げだそう」と、唾液中に出てくる。その一部が口から鼻へ逆流する形で、においを感じる脳の中枢「嗅球(きゅうきゅう)」に到達し、再感染を起こしていた。

 近藤教授らは、再感染すると、嗅球で「SITH(シス)1(ワン)」というたんぱく質が作られ、この働きで脳細胞にカルシウムが過剰に流れ込み、死んでいくことを培養細胞やマウスの実験で突き止めた。さらに、嗅球の細胞死によって、記憶をつかさどる海馬での神経再生が抑制されていた。


なんとストレスによるうつ病の発症にはヘルペスウイルスの一種である「ヒトヘルペスウイルス、HHV-6」が関与していたのです。
うつ病は自殺の原因となることから自害的であり、また周りの人を困らせたり犯罪行為を誘発することから他害的でもあります。

HHV-6はほとんどの人が乳幼児期から持っていて普段は鳴りを潜めていますが、ストレスをきっかけに動き出して脳に回ります。
そうなると嗅球でSITH-1という遺伝子が発現してタンパク質が作られ、それが細胞死を引き起こしてうつの発症に繋がるのです。

おそらくSITH-1はヘルペスウイルスが仕組んだスパイ遺伝子であろうと考えられます。
HHV-6から同じ遺伝子またはよく似た遺伝子が見つかればビンゴですし、現在のHHV-6になくても近縁のウイルスから見つかればHHV-6の祖先ウイルスによって仕組まれたことを裏付ける根拠となるでしょう。

また、この発見はHHV-6の感染を防ぐことでうつ病が予防できることを示唆しています。
もしワクチンによって防ぐことができればこれは大変画期的なことと言えます。

もしや乳幼児期の感染源は親あるいは親のママ友の産後うつではないか…と疑いたくなります。
保育士の過労も感染源となり得ます。
ということはワンオペ育児や保育士の労働条件を改善すればHHV-6の世代間感染を抑制できるかもしれません。

・・・

治療法という点ではSITH-1を阻害するという新しいアプローチが見えてきます。
ただ、SITH-1を阻害してもそれはやはり対症療法の域を出ないため、うつ病の根本的な治療法としてはやはり原因となるストレス源から離れる他ないでしょう。

ストレスで弱ったところを攻撃してくるウイルスがまさかHHV-6しかないということはなく、SITH-1を阻害しても別のウイルスやスパイ遺伝子による症状が出ることは想像に難くありません。
HHV-6の感染抑止やSITH-1の阻害というアプローチを安易に高ストレス社会の正当化に繋げるようなことは絶対に避けなければなりません。

スパイ遺伝子はもともと人体に備わっているメチル化という機構によっても封印可能と考えられるため、乳幼児期の感染機会やスパイ遺伝子発現の刺激となる有害刺激を減らすというアプローチが有用ではないかと考えています。
これについては検証中でもあるので、いつか記事にするかもしれません。

人間の持つ有害遺伝子はウイルス由来か

2020.04.29 Wednesday

今回は前回の記事、本性の分子生物学の続きになります。

前回の記事を要約すると、失業や健康問題などで追い詰められて悪さをする人はその本性が悪いからであるという考え方に基づき、人間が追い詰められると本性を出す理由について分子生物学の視点から説明しました。
本性は持って生まれてきたたくさんの遺伝子をベースにそれを成長過程で取捨選択していくことで作られ、3歳までの間に概ね出来上がると述べました。
誰でも少なからず有害な遺伝子を持って生まれてくるのであり、それを成長過程で不活性化できなければ本性が悪くなってしまったりガンなどの病気の原因になると述べました。

ところがひとつ疑問が残りました。なぜ有害な遺伝子を持って生まれてくるのでしょうか。
長年悩まされてきたこの問いに対してついに答えが見つかりましたので今回はそれを記事にします。

・・・

良からぬ行動を起こす遺伝子は普段邪魔なものでもここぞという時に役立つ局面があるという論調があります。
まあ、生きるか死ぬかの局面で盗みを行うのは百歩譲って目先の生存率に寄与しないこともないです。
個体の生存を優先した結果集団が崩壊してしまえば目先の生存率など全く意味をなさないのですが。
ましてその状況で虐待やDV、殺人などを起こすのは完全にマイナスしかありません。

東日本大震災の時に危険を感じると子孫を残そうとするために強姦するとかいうおかしな屁理屈を吹聴する者がいましたが、妊娠させても育てられなければ結局淘汰されるので意味がありません。
というか強姦はいかなる状況においても生物学的に不合理です。

こういう非常時の無法を正当化しかねないおかしな屁理屈にあたかも科学的根拠があるかのように語られてるのは不快極まりないことです。
頭のゆるい生物屋が「科学的には正しくても倫理的にダメ」と言ってたりしますが、その言いようは倫理が科学的でないという意味になるので同じくらい問題があります。
このことから、私は人類の遺伝子プールから有害な遺伝子が除かれなかった理由を長年探し求めてきました。

そしてついにそれが見つかったのです!

・・・

以前、ウイルスの生物学的存在意義は何かでは人間のDNAの実に半分近くがウイルス由来であると述べました。


(出典:七海亭七珍: 清水の舞台から飛び降りろ!)

つまり人間誰しも生まれつきおびただしい数のウイルスを飼ってることになります。
なぜ人間のDNAはウイルスまみれになってしまったのでしょうか。

ウイルスが免疫系の攻撃から逃れて潜伏するには宿主のDNAに潜り込んで隠れるという方法があります。
ここではバクテリアに感染するウイルスであるバクテリオファージを例に挙げて説明します。


(出典:まいばいお19 ウイルスという物質 - あいまいまいんの生物学)

この図は2つの環からできてます。左側の環を溶菌サイクル、右側の環を溶原サイクルといいます。
左側の溶菌サイクルはウイルスが菌に感染し、菌の細胞内で増殖して細胞を破壊して脱出、そして次の菌に感染していくというサイクルです。
ウイルスが積極的に菌を破壊して溶かしていくので溶菌サイクルと言います。

おもしろいのは右側の溶原サイクルで、ウイルスのDNAが宿主である菌のDNAに潜り込んで一体化してしまうのです!
ウイルスのDNAを取り込んだ菌は、その遺伝子が鳴りを潜めてる限りは何事もなかったように細胞分裂によって増殖していきます。
そしてある時スイッチが入って溶菌サイクルに切り替わると突然細胞を破壊し始めます。

溶菌サイクルのほうが急速に仲間を増やすことができますが、宿主である菌を破壊するので全滅させてしまえば結局ウイルスも一緒に全滅することになります。
一方で溶原サイクルは増殖は遅いものの宿主を破壊しないので長い間住処として利用できます。
バクテリオファージはこの2つの戦略を時と場合によってうまく使い分けているのです。

人間のウイルスでも同じことが言えるのではないでしょうか。
つまり人間のウイルスのほとんどは染色体DNAに組み込まれた状態で人間と一体化して潜伏していると考えられます。
これは人類の長い歴史の中で幾度となくウイルスに感染してきた痕跡です。
しかしその全てが無害なわけではなく、ある時染色体から出てきてそれが攻撃性を発揮したり他人に感染していくこともあるでしょう。
未だに出どころがよくわかっていない新型コロナウイルス(COVID-19)も、そうして長い眠りから覚めて出てきたのかもしれません。

さて、この記事の本題である有害遺伝子はウイルスが仕組んだものだと考えればうまく説明がつくのです!
有害遺伝子の存在は人間にとっては不利ですが、ウイルスにとっては有利に働きます。

人間は世代時間が長いので近視眼的な生存率を追い求めると集団ごと自滅します。人の物を盗んではいけないのはそういうことです。
しかし回転の速いウイルスは集団が崩壊する前に次の宿主を見つければいいので、宿主を操って盗みをさせてでも近視眼的な生存率を追い求めることは合理的なのです。
ウイルスにとって人間は乗り捨て可能な乗り物でしかありません。

殺人を起こすようにけしかけるのは一見するとウイルスにも不利なように見えますが、殺人が多発したり戦争が起こると遺伝的多様性が低下するのでウイルスが広まりやすい下地が醸成されることになります。
そして遺伝的多様性が低下したところを見計らってバクテリオファージでいうところの溶菌サイクル入るとどうなるか、答えは言うまでもないでしょう。
これで戦争がなぜ起こるかという問に対しても答えが見つかりました。戦争はウイルスによって引き起こされていたのです。

もしコロナウイルスが原因で戦争が起きたら答え合わせになってしまいそうです。そうならないことを祈ります。

ガンなどの病気の原因遺伝子もウイルス由来だと考えればうまく説明できます。
実際にウイルス性のガンは存在しますし、ウイルス性ではないガンも原因遺伝子はウイルスの痕跡に由来するものが多数あると考えられます。
ガンになると血管が新たにできるため、ウイルスが増殖するにはちょうどいいのです。

・・・

染色体DNAに入り込んだウイルスはいつまでもウイルスとしての活性を保てるわけではありません。
まず生殖細胞に入らなければ世代を超えてウイルスが伝わることはなく、生殖細胞にウイルスが感染する確率はかなり低いと考えられます。
コロナウイルスが親から子に伝わる確率は十分に低いため、誤解して既往者やその子孫を差別するようなことはしないでください!
それでも地球上の人間の数は十分に多いので、長い歴史の間にはそれが頻繁に起きて人間のDNAの半分近くが占められてしまうほどになったのです。

そして、人間の細胞は怪しげな遺伝子があればそれをメチル化などで封印しようとする機能があります。
ほとんどのレトロトランスポゾンはメチル化によって封印されてます。

潜伏したウイルスの遺伝子は長い間封印されているとやがて変異によって機能を失います。
人間の遺伝子の半分近くはウイルス由来ですが、そのうちウイルスとしての活性を残してるのはごく一部だと考えられます。
しかし一度活性を失ったものが変異によって生き返る場合もあるので油断はできません。

ただしウイルスの機能は失っていてもウイルスが部品として有害遺伝子を持っていた場合、それが長期間にわたって活性を保つと考えられます。
有害遺伝子はやがて自然淘汰で除かれていきますが、次々に新しいウイルスに仕組まれてしまいますのでいつまでもなくならないのです。

・・・

人類は決してウイルスから逃れられません。
風邪やインフルエンザ、コロナウイルスなど感染によって急性症状を引き起こすウイルスだけでなく、染色体DNAに入り込んだ内在性のウイルスやその痕跡の有害遺伝子と付き合っていかなければなりません。
そして急性症状を起こすウイルスと内在性のウイルスは相互に変換可能な関係でもあります。

しかし幸いにも人間の体はそのような有害なものを抑え込む機能を持ってます。
まだ仮説でしかありませんが、乳幼児期に有害な刺激に触れないようにすれば潜在的に持っている有害遺伝子の発現を防ぎ、生涯にわたって封印できるのではないかと考えています。
これは私の周りで実験が進められています。

また、将来的には人工のウイルスを使って有害な遺伝子を無効化したり破壊できるようになるかもしれません。
いわば毒をもって毒を制すというやり方です。
ウイルスを使った医療の可能性についてまたいつか記事にしたいと思います。

本性の分子生物学

2020.04.27 Monday

4月も終わりに差し掛かり、社会情勢はコロナ慣れの様相を呈してきたように思います。
以前のようなパニック状態から脱却し、大多数の人々は冷静にこの状況に対処してることがわかります。
マスクの入手性もかなり改善しました。

ところがこの期に及んで社会秩序を乱そうとする輩がいます。
前回の記事、虐待カス擁護の蓮舫は虐待共犯者ではコロナのどさくさに紛れてDVや虐待が問題になってることについて、それは善人ぶってた悪人の猫かぶりが取れて本性が出たのだと説明しました。

その後岐阜のホームレス殺人事件や横浜の殺人未遂事件など、また胸くそ悪い事件が起こってしまいました。
そして同じくらい胸くそ悪いのは「コロナによる経済不況では善良な人間でもおかしくなって事件を起こす」という誤った論調が跋扈していることです。
これは人間不信を煽り、善良な人々を犯罪者予備軍呼ばわりし、さらに自分も追い詰められたら犯罪に手を染めることを暗に告げてるという三重の意味で不快な論調です。

・・・

前回述べたとおり人間は災害や失業や健康問題などで追い詰められると本性が出ます。
本性が出た時に悪いことをする人とそうでない人がいます。誰でも悪いことをするわけではないのです。
中にはジャイアンのように非常時にいい人になるような人もいます。
平時に猫をかぶって非常時に悪さをする輩は取り付けが不完全な看板みたいなもので、このように非常時に二次災害を誘発するものは平時に排除しておくべきだったのです。

台風で看板が飛ばされて被害を出したら看板の持ち主が責任を負うべきであり、台風だから仕方なかっただの補強工事のための補助金をくれなかったのが悪いだのという言い分は通りません。
全ての看板が飛ぶぐらいの台風が来たならともかく、普通の台風であれば飛ぶのは一部の看板だけです。
同じように「善良な人間でもおかしくなる」という論調を吹聴するなら実際に全ての人間が悪人化してからにしろと言いたくなります。

ところで、本性がどのようにして作られるかという問に対しては私はまだ完全な答えを出せてません。
悪人の更生は可能なのかでは生まれ持った遺伝子と、後天的な遺伝子の化学修飾やタンパク質の変性によって作られると説明してます。
しかしこれはあくまで想像に過ぎず、理論として構築するには実験による証明が必要だと考えます。
より詳しいメカニズムについての考えもあるのですが、長くなるので別の記事で述べたいと思います。

・・・

非常時になぜ本性が出るのか。それは利用できるエネルギーや物質の量が制限されることで遺伝子の発現状態を最小化しようとした結果ではないかと考えてます。

例えば盗みをする遺伝子Aと、それを抑制する遺伝子Bがあったとします。手癖の悪いAさんの持ってる遺伝子Aは活性化された状態で安定していて止めることができません。
しかし普段は遺伝子Bが発現することにより遺伝子Aは無効化されています。

ところが飢餓状態またはそれが予測される状況になったらどうなるでしょうか。
細胞はエネルギーと物質を節約するために生存に直接の影響がなさそうな、優先度の低い遺伝子から順に発現を止めていきます。
AもBも止めるべきですが、Aは活性化された状態で安定してるので止めるのはBだけになります。
そうするとBに抑えられてたAが表現型として姿を現し、盗みを働くようになるわけです。

しかし遺伝子Aは誰でもあるとは限りませんし、あっても不活性状態で安定してるのであれば遺伝子Bの発現が止まったとしても盗みを働くようにはなりません。
これが非常時に盗みを働く人とそうでない人の違いであろうと考えています。

もちろんこれは非常に単純化した話で、実際に盗みの原因遺伝子が見つかってるということではありません。

・・・

人間誰しも何らかの悪いもの、つまり有害遺伝子を持って生まれてきてると考えられます。
自分に害があるものはアレルギーやガンの原因となり、他人に害があるものは犯罪の原因となったり周りの人間を苦しめることになります。

私と周囲の知識人は、乳幼児期に有害な刺激を排除することで後々の人生で悪さをする遺伝子を予め封印できるのではないかという仮説を立てています。
免疫刺激にしろ、心理的刺激にしろ、それに対する防衛反応は自分の体に対しても有害な影響が出ます。

生まれたばかりの赤ちゃんはDNAがほとんどメチル化されておらず丸裸に近い状態ですが、乳幼児期の間に使わない遺伝子はメチル化によって不活性化されていきます。
赤ちゃんは良くも悪くもいろいろなものを持って生まれてきてポケットにジャラジャラいっぱい鍵を詰め込んでますが、大人になるに連れて経験をもとによく使う鍵だけを持ち歩くようになるイメージです。

この大事な取捨選択の段階で不衛生な環境に置かれると炎症系の遺伝子が、虐待を受けたりすると攻撃的な遺伝子が活性化された状態で残ってしまうと考えられます。

ということは逆に有害刺激を排除すれば体が有害遺伝子を不要なものと認識してメチル化するのではないでしょうか。
これはまだわかりませんが、実験に立ち会ってますのであと数年で結果が出そうです。

三つ子の魂百までと言いますので3歳まで有害遺伝子を寝させておけば寝てることを前提に体が作られていくのでその状態が安定化されて、後々の人生で出てくる可能性はかなり低くなると見てます。
言い換えればある程度成長してしまうと有害遺伝子を不活性化させるのは簡単ではなく、成人してたら現代の技術ではまず無理です。
これは刑務所に入れたぐらいでは本性が変わることはないということです。つまり司法制度が実態に即してないという話にも繋がってきます。

・・・

しかしひとつ不思議に思うことがあります。
なぜ人間は有害な遺伝子を持って生まれてくるのでしょうか。
長い歴史のうちに淘汰されてこなかったのはなぜでしょうか。

よくある説明として有害なものでも必要な局面はあるという論調があります。
これは冒頭で述べた、私が毛嫌いしてる人間誰しも追い詰められると性悪になるという考え方のベースにもなっていると考えられます。

しかしながら釈然としません。
非常時に悪事を働くと短期的には生存に有利でも集団の崩壊を招くことになり、結局集団ごと淘汰されることになるからです。
ガンの原因遺伝子に関しても同じことが言え、ガン細胞単体で見ると生存に有利でも個体を死なせてしまえばその遺伝子はそこで終わりです。

ところが昨日、この矛盾をうまく説明できる仮説を思いつきました。
そういうことだったのか!と、久しぶりに頭がスッキリしたような、そういう仮説です。
次回はそれを記事にしようと思いますので楽しみにしていてください。

コロナウイルス(COVID-19)は今後どうなるか

2020.04.09 Thursday

ついに緊急事態宣言が南関東4都県および大阪、兵庫、福岡で発令されました。
不要不急の仕事は控えろと言われてますが、風船屋は不急であっても不要ではないので通常通り営業を続けてます。

人肌恋しくなったら風船とたわむれよう!

ということでトップページのおすすめ商品をそういう風船で固めてあります。
風船は濃厚接触を防ぐ上で大いに役立ちます。
これから大型風船の需要が増えるであろうことを見越して現在も大型風船を作っており、また海外製のセクシーな風船をこれからまだまだ増やしていく予定です。

風船屋の立場としては普段どおりに営業することが最大の社会貢献であり、コロナウイルスと戦う上でできる最善の選択だと考えています。

・・・

前回の記事、コロナウイルス(COVID-19)の戦略を読み解くではコロナウイルスによって発生する症状からウイルスの持つ戦略を考察しました。
若者には発症しにくい、嗅覚障害が出る場合が多い、などの特徴はむやみに出してるわけではなくコロナウイルスが効率よく増殖するための戦略なのです。
行動範囲の広い若者は潜伏して泳がせて乗り物として利用し、嗅覚障害を起こすことで感染初期の異常に気づくのを遅らせたり体臭をわかりにくくして濃厚接触しやすくしてると考えられます。

しかしウイルスの遺伝子は刻一刻と変化し続けてますので、いつまでも同じ戦略が続くとは限りませんし実際に若者や小児の重症例、死亡例の報告が増えてます。
これは戦略の転換を意味するものと思われます。

それではコロナウイルスは今後どのように変化していくのか、今回はそれを予想してみたいと思います。

・・・

まず楽観的なほうの予想からです。
歴史を鑑みると凶悪なウイルスの多くは自然に弱毒化することで終息しています。
例えばSARSがそうで、いつの間にか消えてしまいました。

ウイルスはなぜ宿主を攻撃するのかで解説してるようにウイルスの攻撃性は戦略として持っているものです。
攻撃することによって病院に駆け込んだり、看病されることによって伝染する機会を増やせます。これを狙って攻撃するのです。

ところが攻撃性が強すぎるとウイルスにとってむしろマイナスになります。
致死性の強いウイルスは伝染する前に宿主を殺してしまうことが多くなるためです。
そのためウイルスが流行してある程度時間が経過すると一般には弱毒化していくのです。
感染が拡大しないように対策すればこの効果をより強めることができます。

SARSはこのようにして終息したと考えられます。

・・・

次に悲観的な予想です。
楽観的な予想はウイルスが宿主の行動まではコントロールできないという前提に基づいてますが、もしウイルスが宿主の行動をコントロールできるようになれば話はまた違ってきます。

愛知県で「ウイルスばら撒いてやる」事件が起きた時、私は恐怖のあまり震え上がりました。
なぜか?ついにコロナウイルスが脳に回ってわざわざウイルスをばらまくように人間の行動をコントロールするようになったかと思ったからです。
結局元からの悪人がコロナウイルスに感染して暴れたという話で、恐れてたことではありませんでした。

しかし油断はできません。これからコロナウイルスによるマインドコントロールが始まる可能性は十分にあるのです。
ウイルスなどの病原体による行動のコントロールは数多く知られています。

病原体はいかにして宿主の行動を操るのか:昆虫のウイルスを用いたアプローチ | 東京大学大学院農学生命科学研究科

もしコロナウイルスがこのような能力を身に着けてしまうと、感染者がものすごく攻撃的になって人を襲うようになると考えられます。
アメリカで銃が売れてる理由はそれもあるでしょう。抱きつかれたりしたら終わりですから、向かってきた時点でやっつけてしまわなければなりません。
狂犬病ウイルスに感染した犬はやたら凶暴になって噛み付くことでウイルスを広めるようになりますが、同じことが人間で起こるということです。

嗅覚障害が出るということからもわかるように既にコロナウイルスは神経系へのアプローチを開始しています。
ただし人間の脳をコントロールするのは簡単ではないためマインドコントロールできるようになるのはまだまだ時間がかかるでしょう。
おそらくはマインドコントロールが始まる前に記憶障害などの症状が多発するのではないかと考えられます。
コロナの流行を長引かせるとこのように進化してしまう可能性が高まるため、そういう意味でもできる限り感染拡大を防いで前述した弱毒化シナリオに持っていく必要があるのです。

・・・

最後に、緊急事態宣言発令中の行動について私の考えを述べます。
私は三密(密閉、密集、密接)を避けつつそれ以外は普段どおりの生活を送るべきという立場を取っています。
例えば満員電車を避けて自転車で出勤する、接客ではマスクを着用して十分に距離を置く、などです。
何でもかんでも止めてしまうと経済が破綻し、それは実家帰りやコスト削減のための集団生活(シェアハウス、ネットカフェ難民など)に繋がっていくため結果的に三密を発生させてウイルスを利することになります。
感染拡大を防ぐには経済を維持しなければならないのです。

国にお金クレクレと言ってる人が多いですが、そのもとは税金ですので経済が破綻するとそれも出せなくなります。
今までさんざんアベノミクスやらやってきたため既に国に余裕はありません。
わざわざ外に出て密集しながら無い物ねだりのクレクレデモするぐらいなら働けと思ってるのは私だけではないでしょう。

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