ブログメニュー

カレンダー

コメント

記事一覧

検索

プロフィール

Feed

LiFePO4は並列接続して大丈夫なのか

2014.12.03 Wednesday

先日輸入で買ったLiFePO4バッテリーは今日も元気に電気を貯めてます。
晴天のおかげで午前中のうちに満タンになって電気が余ったので、手持ちの自転車用バッテリーやパソコンに電気を移しています。
ここ最近は天気の悪い日も多いので晴れの日に貯められるだけ貯めておくのが合理的と言えましょう。

・・・

ところで、現在設置しているLiFePO4のスペックは12V 40Ahです。実際の電圧は13V近くありますし、逆に容量は実使用では30Ahぐらいしかありません。
実使用で額面上の容量が使えないのは満タンや空っぽ付近の電気は使いづらく、またそこには手を付けないほうが電池寿命を伸ばす上で有利だからです。
実際のところ額面上の容量が480Wh、実際に使えるのは390Whしかないということです。

390Whはそんなに大きい容量ではなく、もっと大きなバッテリーがほしいところです。
ところが100Ahを超えるような大きいバッテリーは高いですし、設置するには場所を取ります。
そこで小さなバッテリーをいくつも接続して一つの大きなバッテリーとして使うという考えがあります。

・・・

バッテリーの接続方法には直列接続と並列接続があり、直列は電圧が、並列は電流容量が増えます。
当店の太陽光発電はもともと12V系として設計しており、24V系に切り替えるには大掛かりな配線変更が必要です。また24Vは感電の危険があり、24Vでは死なないですが作業中に屋根から転落する原因になるのでそれは避けたいところです。

結果として12Vのまま使える並列接続を選ぶことになるのですが、これがまた曲者です。
以前に鉛蓄電池の並列接続は経験しており、実際やってみるとものの見事に劣化してくれました。
一般にバッテリーを直接並列接続するのはタブーとされており、その理由としては内部抵抗の違いから互いに充電しあって悪影響を与え合うためです。

・・・

ところで、LiFePO4のメーカーサイトを見ると「直列接続や並列接続で簡単に容量を増やせます」とあります。
バッテリーの知識がある者からするとほんまかいなとしか思えないわけですが、しかしLiFePO4は新しいタイプのバッテリーで制御回路も内蔵してますのでそれが可能かもしれないのです。

そこで専門家の意見を仰ぐべく、国内で同じような型のLiFePO4を販売されている方にお聞きしてみました。

○○○○○○に置いてある12V 40AhのLiFePO4と全く同じ機種と思われるBMS内臓のO'CELL製バッテリーを試供品のような形で1個だけ入手しました。
使い勝手が良いようであれば○○○○○○で追加を購入して並列接続による拡張を試みたいと思います。

そこで質問なのですが、よくある質問にはLiFePO4は電流にさえ気をつければ並列により容量を増やせるとあります。
しかし、一般にバッテリーをダイオード等なしで直接並列接続するのは禁忌であり、その理由は内部抵抗のわずかな違いから電圧差が生じて互いに充電しあって急激な自己放電と劣化が進んでいくこととされています。
同じことがLiFePO4にも当てはまり、内部抵抗の違いから劣化が進むということが起こるのではないでしょうか?
それともBMSは並列接続による充電し合いを止めてくれるのでしょうか?

(中略)

LiFePO4の使い勝手に満足すればいずれ○○○○○○での購入を考えておりますし、手持ちのコントローラーが使えなければそれを先に買う予定です。
よろしくお願いします。


そして返答です。

メール拝見しました。
わたくし【○○○○○○】の○○と申します。

入手されたとされるバッテリーには、当店の販売商品と同じ仕様のBMSは搭載されておりません。

当店のバッテリーは、中国メーカーに直接発注している当店オリジナル製品です。

メール内容を拝見する限り、そもそも持論をお持ちの様子ですし、質問の方向性、目的も良くわかりませんので、申し訳ありませんが、これ以上の質問にはお答えしません。

また、お持ちのコントローラーも当店では取扱いのない製品ですので、お答えする必要もないと思います。

※購入店、またはメーカーで聞くべきだと思います。

老婆心ながら、ソーラー発電で快適に充電できるリン酸鉄は、いまだ当店以外に販売していないものであることをお伝えいたします。

ご返事は結構です。


(°Д°)ハァ?

おいこらテメエ並列接続の問題をスルーするなや。
じゃあテメエの店で売ってるLiFePO4は循環電流を解決できてんのかよ。

なにやらBMSの仕様が独自であるということをほざいてますが、O'CELLのオリジナルにせよソーラー向けカスタム製品にせよ、BMSの役目は鉛蓄電池とLiFePO4の諸特性の違いを吸収することですからそんなに大きな違いはないはずです。
せいぜい、カットオフ電圧を落としてある程度じゃないでしょうか。
尚、私が持っているO'CELLのオリジナル仕様のLiFePO4も鉛蓄電池の充電器がそのまま使えることを謳ってます。

せっかく使い勝手が良ければテメエの店で買いますよ、という意思表示をしてるのにそれを反故にするとは飛んだ大名商売ですね。
まあ、国内でLiFePO4はほとんど普及してませんし、太陽光発電向け大型LiFePO4に関して言えばこいつの独占状態にあるわけですから大名商売になるのも仕方ないのかもしれません。

それにしても並列接続の問題を「持論をお持ちのようで」と完全にスルーしてるのは頂けませんね。
きっとバッテリーに関しては完全なるトーシローなんでしょう。
こんなところで買わなくてよかった。

・・・

というわけで、LiFePO4を並列接続していいかどうかは答えが出ていません。
生セルであれば間違いなくNGだと思いますが、私が使っているのは制御回路を内蔵しているのでそれが循環電流を防いでくれるかもしれないのです。
他にも海外の掲示板を見てみましたが、制御基板付きはあまり普及してないのか生セルの話ばかりでした。
新しいタイプのバッテリーなので情報が無いのはしかたないですね。

それなら私が人柱になってLiFePO4の並列接続を検証してみたいと思います。
ものすごく高い代物なので2台目を買うのは来年になりますが、まずは並列接続をやってみてクランプメーターで循環電流を測定し、まずいようなら安全に並列接続できる方法を考えてみます。

2017/07/02 追記
2台目購入して実験…ということはできませんでしたが、別の種類のLiFePO4で1年間運用してみたところ私なりに答えが出ました。
LiFePO4バッテリー並列使用の是非について

ページ先頭へ