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HDDがESD-USBになった場合の復旧方法

2019.10.23 Wednesday

先日Windows10のインストール用USBメモリを作ろうとしたら間違えて外付けHDDを焼いて破壊するという事案がありました。

危険なWindows10メディア作成ツール

いろいろ紆余曲折はありましたが、結論から言うと概ね取り戻したいデータは復元できました。
なので同じ境遇に陥った方のお役に立てたらと思い記事にします。
なお私はEaseUSの回し者ではありませんのでご安心ください。

・・・

あれからファイナルデータ特別復元版を買って復元を試みました。
結果は…

JPEGが38000個も出てきたと思ったら全部壊れてた!

という悲惨なものでした。40時間以上かけてスキャンしてその上7100円も課金したのは一体何だったんだ?

そして、ネットで調べてると最初に一度試したEaseUSの公式サイトに求めてることズバリの記事がありました。

ESD-USBになった外付けハードドライブを元に戻す方法

私と同じ境遇に陥った方はこれを参考にしてください。HDDのサイズにもよりますがきっと大半のデータを復元できます。

ところでEaseUSはファイナルデータの前に一度試しましたが、ここに書かれてる手順を一つ抜かしてました。
それはESD-USBのパーティーションを削除することです。
リンク先の記事にはESD-USBのパーティーションを削除するように書かれてます。

ただこれはとても勇気のいることでした。
なぜなら復元する上で破損したHDDに対する書き込みは最小限に留めることが鉄則だからです。
余計な書き込みを行うとかえって傷を広げかねません。これが今回のようなソフト的な破壊ではなく物理的に破壊されたHDDであればトドメを刺すことになりかねません。
逆に言うとソフト的な破壊であれば少々大丈夫なのかなと、一か八かの博打をするつもりでエイヤーとESD-USBのパーティーションを削除しました。

パーティーションを削除してからスキャンを開始し、もうHDDのことは一旦忘れて眠りにつきました。

翌朝、スキャン結果を見ると前よりもきれいにディレクトリ構造が浮かび上がってるではありませんか!
しかもプレビューを見る限りかなりのファイルが完全な状態で残っています。
これはESD-USBのパーティーションが残ったままの状態でスキャンした結果と大きく異なります。
おそらくESD-USBパーティーションがいろいろと邪魔してたのでしょう。

というわけで課金してプロダクトキーを購入し、体験版を正規版に切り替えて復元を開始しました。

なお、課金する場合はEaseUS公式やamazon、楽天よりもこちらがお得です。
ベクターPCショップ : 商品詳細 : 【見た人だけ特価】EaseUS Data Recovery Wizard Professional 12 / 1ライセンス

公式だと9800円で1ヶ月しか使えないという大変高い価格設定ですが、それがなんと6480円で買えてしかも永久に使えます。
このセールは期間限定かもしれないので、データをよく飛ばす人は転ばぬ先の杖で今のうちに買っておくといいかもしれません。

あ、私はEaseUSの回し者じゃありませんよ。アフィリンクでもありません。
一人でも多くの人が、多くのデータが救われてほしいという善意で載せています。

復元には5時間ぐらいかかったと思います。
恐る恐る復元したデータを見てみると、復元したかったデータは概ね復元できてました!

ロスが全く無かったわけではありませんが、HDDが1TBと大きかったこと、またRARで固めたファイルが多かったことに救われました。
RARは圧縮する時にリカバリレコードを付けることができますので、それがあれば少々の破損は修復できてしまいます。
リカバリレコード付けておいてよかった~。

これは結果論なのでわかりませんが、もしかすると破損してすぐESD-USBパーティーションを削除してEaseUSしてたらロスをもっと減らせたかもしれません。
ESD-USBというWindowsが認識できるパーティーションがある以上、OSがそこにちょっかいを掛けたりバックグラウンドで書き込みを行って破壊が進む恐れがあります。
皆さんが同じ境遇に陥った時は真っ先にESD-USBを削除するということを覚えておいてください。

・・・

というわけでめでたしめでたし、と言いたいところですがまだ続きがあります。

なんとバックアップ先に選んだHDDも故障しかけの状態だったのです!

これはソフト的な破損ではなく物理的な破損です。回復不可能な不良セクタが発生してるのです。
上京したときに買ったまだ新しいHDDなのでまさか壊れかけとは思ってませんでした。

え?5年近く経ってるから全然新しくないだって?

それだけではなくもう一台手元に不良セクタが出てるHDDが見つかりました。
こちらは2004年製造です。5年ぐらいでガタガタ言うな、15年ものが手元にあるんだよ。

貧乏性で古いものをいつまでも使うクセがあり、良く言えば物持ちがいいと言えますが4TB買うのに1万円でお釣りが出る時代にこういう倹約は全く意味のないことです。
どうやらお小遣いを前借りしてやっとの思いで80GBのHDDを買った経験を未だに引きずってしまってるようです。

というわけで思い切ってHDDを刷新すべく新しいのを4台買いました。
壊れかけのHDDに復元してしまいましたが、新しいHDDが来たら復元をそちらにやり直す予定です。
EaseUSはスキャン結果を保存できますので、もとのHDDに手を加えてない限り保存したスキャン結果を読み込めば何度でも復元をやり直せます。

復元をやり直す前にHDDの初期不良チェックをしなきゃですけどね。
同じ型番を3台揃えたのでこれでクローンを3台作れます。
3台を東京、埼玉、京都に分散させておけばまあ大丈夫でしょう。

復元したデータは1999年から2011年頃までに溜め込んだ古いレガシーデータですのでこれ以上何か書き加える予定はありません。
使いみちと言えば中を見て昔を懐かしむぐらいですが、しかし思い出が失われないように守っていくことは後々意味のあることだと思ってます。

現役で使用してるデータはクラウドを介して複数のパソコンで同期してるので失われる心配はあまりないです。
しかしこれも過信せずに改めてバックアップを取ろうと思います。

復元が終わった後も破損した1TBのHDDはしばらく手つかずにしておきます。もしかするとまだ取り残しがあるかもしれないからです。
破壊はあくまでソフト的なものであって物理的に壊れてるわけではないので、フォーマットすればいつでも元通りに使えるようになります。
不良セクタ等がないことは確認済みです。

・・・

思い出をあわや失いかねないという大変ショッキングな出来事があり、それを回避するためにファイナルデータに7100円、EaseUSに6480円も課金しました。
ファイナルデータの7100円は必要ありませんでしたがまあ授業料として割り切ります。
それにEaseUSとファイナルデータは別のソフトですし、それぞれ得意不得意があると思うのです。
2つソフトがあれば友達や知り合いがデータを失った時に助けることができるかもしれません。
今回はたまたまEaseUSが有効なケースでしたが、物理的な破損を伴う場合はファイナルデータのほうが強いように思えます。

新しいHDDを買ったりHDDケースを買ったりと、この1週間で3万円ぐらい使いました。

まあ、他に故障しかけのHDDが手元にあることに気づくこともできましたし、小遣いを前借りして80GBを買ってた頃で止まってる感覚を切り替えることができたという意味ではこれもまた良い経験になったのではないかと思います。

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