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ガテン系や無職の犯罪率は高いのか

2014.06.30 Monday

神奈川県で痛ましいストーカー殺人事件がまた起こってしまいました。
まずはお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りします。

女性がはさみで刺され死亡 男逮捕 横須賀
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140628/k10015581441000.html

・・・

ネット掲示板を見てるとこの手の事件が起きると被害者叩きが恒例行事になっています。
しかしそれよりも引っ掛かるのは「また塗装工か」「これだから肉体労働者は」という偏見に満ちた書き込みです。

私の知り合いにはガテン系が結構いますが、こういう事件が起こるたびにマスゴミが半ば悪意があるようにしか見えない報道をするため迷惑されています。
今回はガテン系の名誉のため、ガテン系や無職がやたら悪い意味でテレビにのぼる理由を説明します。

・・・

確かにニュースで誰かが犯罪をやらかして捕まると「無職」と「肉体労働者」と「派遣社員」がやたらと多い気がします。
では本当に無職とガテン系(肉体労働者)の犯罪率は高いのでしょうか。
この問題は分析化学をやってる人ならすぐにわかりそうなお話です。(でも専門外がカラキシの連中にはわからないかも)


自分が会社の社長になったと考えてみてください。
社員の誰かが殺人みたいな重犯罪をやらかして警察にパクられたとします。まだ被疑者の段階で会社に連絡が来ました。
さあ、あなたならどうしますか?

普通の会社なら面子が潰れるのを恐れて然るべき時を待って直ちに解雇するでしょう。ニュースにのぼる頃には晴れて無職です。
だから無職がやたらと多いわけですね。

ではなぜガテン系が多いのか。
それはガテン系は総じて産業構造が複雑で、孫請けや曾孫請けはよくあることです。
そのため情報が伝わりにくく、雇い主に情報が伝わる頃には足の速いマスゴミに先を越されてしまうことが少なくありません。
この時に偽装派遣みたいな会社にとって都合の悪い事情があったりすれば派遣社員として報道されたり、無職扱いになることもあるかもしれません。
派遣会社も管理がずさんな場合が多いのでマスゴミに先越されがちです。

・・・

職業ごとの犯罪率は実際のところどうなのでしょうか。これは前述の事情があるため神のみぞ知るといったところです。
それでも偏見でなんとなくホワイトカラーの犯罪率は低く、ブルーカラーの犯罪率は高いように思えますよね。
よく「ブルーカラーは低学歴で頭が悪いからすぐカッとなってやっちゃうんだよ」という一見もっともらしい理屈も耳にします。
本当にそうでしょうか。

私の経験に照らし合わせるとこれは詭弁以外のなんでもありません。
殺人みたいな凶行に及ぶ精神状態は尋常ではなく、頭の良し悪しというバックグラウンドを完全に誤差の範囲に吹き飛ばしてしまいます。
刑務所に入るか死刑になるかという未来があることはどんな大馬鹿者でもわかる話ですが、わかっていてもなお犯罪を遂行することに専念するわけです。
ここに学歴も職業も関係ありません。

偏見で低学歴が粗暴だと宣ってる者も多いですが、京大にも粗暴な連中はいます。
もともとDQN気質でもたまたま頭の良さに恵まれれば一流大学(院)に入って大手企業に就職してその会社をブラック企業に変えていくでしょう。
それまでに暴力事件でもやらかしてしょっぴかれるかもしれません。

やや哲学的な言い方をすると、知能があることと知性があることはまた別ということです。

結局のところ、塗装工が使うシンナーなど職業柄の影響が多少はあるものの、実際の職業ごとの犯罪率のばらつき(これは神のみぞ知る)はほとんど誤差の範囲に収まっているのではないかと思われます。
つまり職業に貴賎はない、あくまで人間性の問題であるということです。

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