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またもや飛行機失踪

2014.07.24 Thursday

昨日空の治安が悪化しているとブログに書いたばかりなのにまた飛行機の失踪事故が起こってしまいました。
飛行機事故は一度起こると立て続けに起こるというジンクスがあるようですが、それを運とか呪いのせいにしてはいけません。
何らかの良からぬ要因がいくつか重なっていて起こるべくして起こっているのです。

・・・

飛行機は人類が作ったオブジェクトの中では最も信頼性が高いと言っていいほどです。(同じくらい信頼性の高いものに原子炉がある)
飛行機事故は一度発生するととても悲惨な結果を招くため、それを未然に防ぐべく何重にも安全対策が施されています。
例えば油圧喪失を想定して独立した油圧系統を複数装備したり、エンジンが一個しか残ってなくても飛べるようになってたり、万が一全部のエンジンが死んでも風力発電により操縦可能なグライダーとして滑空できる等です。

これだけ信頼性の高いものが落ちるというのはよほどのことです。
というのは、テロでもない限り単一の問題で落ちることは滅多になく、問題の連鎖を食い止められなかった時に初めて落ちるのです。

飛行機が落ちる確率は大まかに次の式で表せます。

飛行機が落ちる確率=最初の問題が発生する確率×問題の連鎖を食い止められない確率

最初の問題が発生する確率は、例えば整備不良があれば高くなりますし、零細航空会社が大手が使い古した飛行機を安く買って改造した場合は恐ろしいことになります。
機体が悪くて最初の問題が次の問題をどんどん呼んでしまえばそれだけで恐ろしい結果を招くでしょう。
ハイジャックやテロの場合は持ち物チェックを厳しくするぐらいしか予防策はなさそうです。

実はそれよりも肝心なのは問題の連鎖を食い止めることであり、これはパイロットや管制官(昔の飛行機だとそれに加えて航空機関士)にかかっています。
過去に管制官の判断ミスによる飛行機同士の衝突事故が起こっており、それは防げる事故でした。

パイロットの賢明な判断が被害を最小限に抑えた例としては御巣鷹山に墜落した日航機事故が挙げられます。
あの痛ましい事故を「最小限の被害」と言ってしまうのは不謹慎かもしれませんが、市街地に墜落しなかったことや生存者がいたということを鑑みるに亡くなったパイロットの判断は賢明であり、賞賛に値すると言わざるを得ません。

アルジェリアの失踪した飛行機も今頃どこかに着陸して乗員乗客が無事であることを祈ります。

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