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脱原発時代の救世主、LiFePO4バッテリー導入

2014.11.21 Friday

当店は以前から経営の省エネ化に努めてまいりました。
例えば輸送に電動自転車を用いたり、当店の設備が消費する電力を太陽光で賄ったりといったことをしています。
電力以外では風船製造時の端材を包装材に加工して再利用しております。

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太陽光などの自然エネルギーは出力が一定せず、一般には余剰分を電力会社に売ったり不足分を買ったりということで運用されています。
しかしこれは電力会社の設備と資金に良からぬ負担を与えるため持続可能ではなく、ついに我慢できなくなって破綻状態になったのは記憶にあたらしいところです。

太陽光発電買取り制度が破綻! - Naverまとめ

まあ、質の悪い自然エネルギーの市場原理を無視した高価買取りがいつか破綻することぐらい予想してたんですけどね。

私が太陽光発電に興味をもったのは2008年頃ですが、一般的な電気を売るタイプ(系統連系という)にはハナから興味ありませんでした。
補助金が出るとはいえ初期投資が高すぎてとても手が出せないし、災害時には役に立たない可能性が高いし、何より自分で好きなようにいじれないのでおもしろくないです。
そのため、私が導入したのは独立系という電力系統に接続しないタイプです。

独立系は電力系統に接続するかわりにバッテリーに余剰電力を貯めて、夜間や雨天時にバッテリーの電気を使います。
これはバッテリーの分だけ初期投資がかさむものの電力系統で何が起きようが関係ありませんし、電力会社とめんどくさい手続きをしなくていいので非常に合理的なシステムです。

ただし欠点があり、それは大量の電気を貯めるのが難しい、バッテリーの寿命が短い、バッテリーに有害物質が含まれる等です。
独立型太陽光発電は5年ほど運用してますが、その間に4回もバッテリーを交換しました。つまり平均して1年ちょっとしか持たないということです。
言うまでもなくこれではコスト的にもエネルギー的にも割に合わず、エコでも何でもありません。単なる高コストな非常電源です。

・・・

独立型太陽光発電には前述の問題があるため、長寿命で性能がよく安全なバッテリーを世界中で探しておりました。
そしてついに見つけたのです。



その名をリン酸鉄リチウムイオン電池といいます。略称は主成分の化学式そのままでLiFePO4です。
名前の通りスマホでお馴染みのリチウムイオン電池の仲間ですが、いくつか異なるところがあり、それは安全性と寿命です。

一般的なリチウムイオン電池はコバルト酸リチウムが主成分で、これはコバルト酸が酸化剤になるため何かの拍子に「爆薬」と化すことがあります。
しかしLiFePO4の場合はリン酸が酸化剤にならないため爆発せず安全です。

寿命の点でも大きく優れており、結晶構造の安定が良いので数千回の充放電ができます。これは1日1回として10年や20年というレベルです。
寿命が来ても鉛などの有害物質を含まないため、汚染物質を出すことなくリサイクルできます。

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今日届いたばかりなので、実力の程は使ってみないことにはわかりません。
鉛電池と比べてどの程度優れているかまた後日レポートしようと思います。

これからの時代は化石燃料が枯渇して原発もダメという状態ですから、核融合などの安定的なエネルギーが実用化されるまでは否が応でも自然エネルギーしか選択肢がありません。
将来的にはこのバッテリーを満載したビルが都市に作られて、それが都市のバッテリーとして機能することでしょう。
しかしそうなるまでは大停電に備えて個々人で自己防衛しなければなりません。

LiFePO4バッテリーと太陽光パネル、インバーターなどを組み合わせた設備は20万円まででそれなりのものが作れるので、今のうちに構築しておけば脱原発時代の救世主となることでしょう。

一言で言えばこういうことです。

もう電力会社は信用ならない。高い電気を買わされる上にいつ停電が起きるかわからない。ならば独立型太陽光発電で自己防衛しようではないか。

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