ブログメニュー

カレンダー

記事一覧

検索

プロフィール

Feed

地球の核の構造を解明した偉人

2015.05.13 Wednesday

今日は朝から地震で起こされました。結構大きな地震で、ついに箱根がやっちまったかと思ってネットで調べてみたら東北が震源でした。

奇しくも今日は地球の核構造を解明した偉人、インゲ・レーマンの生誕127周年で、グーグルのロゴ画像が地球を真っ二つに切った図に変えられてます。

・・・

ところで皆さんは地球の中が熱いことをご存知だと思います。地球内部は成層構造で、外から順に大きく地殻、マントル、核に分けられます。
わからない人は適当に検索してみれば図が出てきます。あの図は色がグロテスクだし嫌いな人も多いと思うのでここにはあえて載せません。(私も嫌いです)

では地球の中の構造はどうやって調べたのでしょうか。当然ながら掘って調べたわけではありません。
地球の表面は岩石でできてますが、地球全体がそれだけで出来てると仮定すると地球はもっと軽くないとおかしいのです。地球の重さは月の公転でわかります。
ともなれば重い元素が内部のどこかにないとおかしいわけで、それは中心部以外ありえないわけですから核があるということが容易に想像できます。

・・・

地球に核があることの決定的証拠は地震波を調べることでわかりました。
地震が起きると揺れは表面だけでなく中にも伝わっていきます。密度によって速度が変わったり、密度の異なる層では屈折したりします。また、横揺れは液体を通ることができないので震源の裏側には影が出現します。
これによって地球に核があるということ、それが液体であるということがはっきりしました。

ところが、縦揺れのほうをよく調べてみると核がどうも一様な液体ではないことがわかってきました。
よく調べてみると液体の中心には固体が浮かんでることが判明し、こうして地球の核の構造が解明されたのです。これがインゲ・レーマンの功績です。

・・・

核がなぜ液体と固体に分かれているのか。それはもともと全て液体の状態で地球が誕生し、何十億年という長い年月の間に少しずつ固まってきたためです。
固体部分の体積はまだ小さく、核全体の1割程度しかありません。なので、核が全て固まってしまうまでまだ何百億年もあります。
もし今核が完全に固まってしまうと磁気圏が失われて大気は吹き飛ばされて地球は死の星になってしまいますが、その遥か前に太陽の寿命が来るので核の冷却を心配する必要はありません。

コメント

投稿前にコメント投稿規定をご確認ください。
 

ページ先頭へ