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    停電対策グッズあれこれ

    2018.09.07 Friday

    地震で北海道全域が停電するという大変な状況になって驚いてます。
    これは本州にたとえると兵庫県から千葉県までの間が全て停電したのと同じです。
    現在も時間を惜しんで復旧作業をされている北電や関電の作業員の方々には本当に頭が下がります。
    停電した皆様も停電地域に家族がいる皆様も、お気持ちはわかりますが電力会社に苦情電話をかけるようなことはお控えください。
    非常時だからこそ怒りではなく優しさで支え合うことが何よりも大切です。

    ・・・

    大停電といえば3.11の時に関東地方で計画停電がありました。
    私は当時関西に住んでましたので停電を直接経験してませんが、関西電力からも電気が融通されてると知って節電に励んでました。
    それをきっかけに停電対策を個人でも行うようになり、バッテリーや太陽電池に興味を持つようになりました。

    当店は台風や地震の他に富士山やテポドンなど地域特有の災害が予想される東京という立地にある関係上、災害対策とりわけ停電対策はかなり念入りに行なっております。
    この記事では当店が使用しているものも使用してないものも含めて停電対策グッズをいろいろご紹介することにします。

    停電対策には大きく2つのアプローチがあります。一つは電気を蓄えること、もう一つは発電することです。
    当店は両方のアプローチから災害時でも営業を続けられるように工夫しております。

    ・・・

    1. ニッケル水素電池

     

    ニッケル水素電池は何度も使用できて優れた保存性を有するため電気を備蓄するための入れ物としては大変優秀です。
    なお、リチウムイオン電池が使われているモバイルバッテリーは備蓄には向きません。自己放電が大きく、満充電で保管すると劣化が進行し、大量に備蓄することで火災の原因になったり火災時に爆発して被害を広げる恐れがあるからです。
    その点ニッケル水素電池は爆発の危険も少なく、非常時には携帯用ソーラーパネルと直結するような簡易的な充電方法でも使えてしまいます。(あくまで非常時に留めること)

    ニッケル水素電池は安いものがいろいろ出回ってますが、備蓄用ならeneloop一択です。
    エボルタは癖があり、どうも経験上早くダメになることが多い気がします。
    また海外メーカーの安物は長期保存すると勝手に放電して使えなくなったり、ひどい時には勝手におもらしまでするので頻繁に抜き差しするデジカメならともかく備蓄には全く向きません。

    eneloopは10年間保管しても30%しか抜けませんが、個体差があったりホコリをかぶると放電が加速するという問題もあるのでお手入れの意味も込めて2年に1回は充電をおすすめします。
    もちろん普段からデジカメなどで使ってる場合は多めに確保して循環備蓄もおすすめです。

     

    eneloopでモバイルバッテリーを使用する場合はこちらがおすすめです。
    充電もできるので普段遣いのモバイルバッテリーもこれにすれば循環備蓄にできるかもしれませんが、重いのでこれは非常用と割り切って普段はリチウムイオンタイプのほうが使い勝手がいいかもしれません。

    2. 手回し発電機・発電ラジオ

     


    ニッケル水素電池は蓄えるというアプローチですが、こちらは発電しますので備蓄を使い切ったら終わりということにはならずいくらでも電気を使うことができます。
    計画停電のように数時間ごとに停電と復帰を繰り返す状況なら貯めるほうがいいですが、いつ復帰するかわからない停電に備えてこちらの商品も持っておいたほうが安心です。
    この発電機はラジオや懐中電灯も付いてますので、これがあれば避難時の荷物を減らすことができます。

    ただこの商品はコンパクトであるが故に大きな発電量は期待できないため、備蓄バッテリーや大型発電機と併用することが前提です。

    3. カーインバーター

     

    ニッケル水素電池も手回し発電機もコンセントは使えませんが、車をお持ちならカーインバーターを使うことでコンセントが使えるようになります。
    カーインバーターは容量だけでも多くの種類があり、150Wぐらいのものが小さくて価格もお手頃でシガーソケットに差し込めるので使いやすいですが、非常時にはすぐパンクしたりタコ足配線すると突入電流でパソコン等を巻き込んでダウンすることが考えられるため、あえて余裕を見て500Wぐらいのを準備するといいでしょう。
    車やバッテリーの性能にもよりますが、できれば1000Wあればなお安心です。
    バイクでも12Vなら使用可能ですが、バッテリーがダメになっては元も子もないので150Wぐらいにしておくのが無難です。

    4. 足漕ぎ発電機
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    車をお持ちでない方はこちらです。
    バッテリーが付いてないため回転してる時しか発電できませんが、手回し発電機よりも遥かに大きな電力が得られます。
    それこそバッテリーと組み合わせれば冷蔵庫も動かせなくもないです。
    ただ欠点として直流しか出せないので使える機器はACアダプタに限られます。冷蔵庫や扇風機を回すには充電器、12Vバッテリー、インバーターが必要になります。

    5. 12Vバッテリー
    電気の備蓄をより本格的に行いたければ12Vバッテリーは必須のアイテムです。
    12Vバッテリーにはいろんな種類があり、お手頃で広く使われてるものはディープサイクルバッテリーですが、私は正直おすすめしません。今までにディープサイクルバッテリーをたくさんダメにしてきたためです。
    重くて場所を取り、可燃性や有毒のガスが発生し、液漏れ事故が起こることもあるので家の中に置いておくにはあまりにも危険です。

    私のおすすめはリチウムイオン電池の仲間だけど少し違うLiFePO4です。LiFePO4は私も使ってますが今まで出会った中では最高に良いバッテリーです。
    そのかわり大変値が張る上に使用には専門の知識と技術が必要になるため素人向けではありません。
    興味のある方はこちらからご購入ください。

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    LiFePO4の使い方や安全性について過去記事でも触れてますが、使用される場合はもちろん自己責任でお願いします。

    LiFePO4バッテリー並列使用の是非について

    ところで、12Vバッテリーは上に挙げた大型のバッテリーだけでなく普通の乾電池から作ることもできます。
    1.5Vの乾電池を8本直列にすると12Vが得られるため、これとインバーターを接続すると電池でノートパソコンぐらいは普通に動くわけです。
    また、1.2Vのeneloopは10本直列で12Vになりますので、eneloopの大量備蓄は工夫すれば家庭用コンセントの代わりになります。
    単3を10本直列接続しただけだとすぐに空になりそうなので直列をさらに並列にする等の工夫が必要になりますが、そのようなめちゃくちゃな使い方にも耐えるところが最初にニッケル水素電池、とりわけeneloopをイチオシした理由でもあります。当然ながらこのような使い方は電池を早くダメにしたり危険を伴うため非常時限定です。

    6. 折りたたみ式ソーラー

     

    ある程度本格的に対策したい、しかし場所を取らないものがいい、そういう人にはこれがおすすめです。
    以前はDIYでソーラー発電を行うには広い庭やベランダが必要でしたが、今では物干し竿で十分発電できるような薄くて軽いソーラーパネルが登場しました。
    しかもこのパネルはバッテリー付きですし、パソコン用ケーブルも付いてるのでバッテリーやインバーターの追加購入なしでパソコンが使えます。
    小さく折りたたんで持ち運び、使う時は敷物のように広げます。

    7. ガス発電機

     

    車を非常用発電機として使うアイデアを紹介しましたが、それは貴重なガソリンを消費するため災害時に残ってるガソリン次第では取れない選択肢かもしれません。
    かといってガソリンを備蓄するのは危険ですし、半年もすれば腐ります。
    それに車を持ってない人はそもそも車を発電機として使うということすらできません。

    そこで保存性に優れたカセットボンベで発電できるのがHONDAのガス発電機です。
    カセットボンベはもともと備蓄用アイテムとして必要なものですし、それを多めに備蓄するだけで別途燃料を用意する必要がないというのは大きなアドバンテージです。
    また、LPGはガソリンよりも遥かに硫黄分が少ないため故障も少ないというメリットがあります。

    ところで3.11の時は発電機を室内で使用して一酸化炭素中毒になるという事故が相次ぎました。
    ガス発電機も一酸化炭素が出ますので室内で使用してはいけません。

    ・・・

    以上、7点の停電対策グッズをご紹介しました。
    それぞれ特徴がありますのでこれがあれば他はいらない、というものではないのはおわかりになられたと思います。
    電池で冷蔵庫は動きませんし、スマホ一台のために車のエンジンをぶん回すのはガソリンがもったいないです。要は適材適所です。
    ここで紹介したものはかなり厳選してますので、ほとんどの人はこの中から選べば間違いないでしょう。

    最後に、北海道製品を食べて応援しようということで知る人ぞ知る北海道名産品のご紹介です。

     

    この機会に熊肉を是非ご賞味ください。

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