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本性の分子生物学

2020.04.27 Monday

4月も終わりに差し掛かり、社会情勢はコロナ慣れの様相を呈してきたように思います。
以前のようなパニック状態から脱却し、大多数の人々は冷静にこの状況に対処してることがわかります。
マスクの入手性もかなり改善しました。

ところがこの期に及んで社会秩序を乱そうとする輩がいます。
前回の記事、虐待カス擁護の蓮舫は虐待共犯者ではコロナのどさくさに紛れてDVや虐待が問題になってることについて、それは善人ぶってた悪人の猫かぶりが取れて本性が出たのだと説明しました。

その後岐阜のホームレス殺人事件や横浜の殺人未遂事件など、また胸くそ悪い事件が起こってしまいました。
そして同じくらい胸くそ悪いのは「コロナによる経済不況では善良な人間でもおかしくなって事件を起こす」という誤った論調が跋扈していることです。
これは人間不信を煽り、善良な人々を犯罪者予備軍呼ばわりし、さらに自分も追い詰められたら犯罪に手を染めることを暗に告げてるという三重の意味で不快な論調です。

・・・

前回述べたとおり人間は災害や失業や健康問題などで追い詰められると本性が出ます。
本性が出た時に悪いことをする人とそうでない人がいます。誰でも悪いことをするわけではないのです。
中にはジャイアンのように非常時にいい人になるような人もいます。
平時に猫をかぶって非常時に悪さをする輩は取り付けが不完全な看板みたいなもので、このように非常時に二次災害を誘発するものは平時に排除しておくべきだったのです。

台風で看板が飛ばされて被害を出したら看板の持ち主が責任を負うべきであり、台風だから仕方なかっただの補強工事のための補助金をくれなかったのが悪いだのという言い分は通りません。
全ての看板が飛ぶぐらいの台風が来たならともかく、普通の台風であれば飛ぶのは一部の看板だけです。
同じように「善良な人間でもおかしくなる」という論調を吹聴するなら実際に全ての人間が悪人化してからにしろと言いたくなります。

ところで、本性がどのようにして作られるかという問に対しては私はまだ完全な答えを出せてません。
悪人の更生は可能なのかでは生まれ持った遺伝子と、後天的な遺伝子の化学修飾やタンパク質の変性によって作られると説明してます。
しかしこれはあくまで想像に過ぎず、理論として構築するには実験による証明が必要だと考えます。
より詳しいメカニズムについての考えもあるのですが、長くなるので別の記事で述べたいと思います。

・・・

非常時になぜ本性が出るのか。それは利用できるエネルギーや物質の量が制限されることで遺伝子の発現状態を最小化しようとした結果ではないかと考えてます。

例えば盗みをする遺伝子Aと、それを抑制する遺伝子Bがあったとします。手癖の悪いAさんの持ってる遺伝子Aは活性化された状態で安定していて止めることができません。
しかし普段は遺伝子Bが発現することにより遺伝子Aは無効化されています。

ところが飢餓状態またはそれが予測される状況になったらどうなるでしょうか。
細胞はエネルギーと物質を節約するために生存に直接の影響がなさそうな、優先度の低い遺伝子から順に発現を止めていきます。
AもBも止めるべきですが、Aは活性化された状態で安定してるので止めるのはBだけになります。
そうするとBに抑えられてたAが表現型として姿を現し、盗みを働くようになるわけです。

しかし遺伝子Aは誰でもあるとは限りませんし、あっても不活性状態で安定してるのであれば遺伝子Bの発現が止まったとしても盗みを働くようにはなりません。
これが非常時に盗みを働く人とそうでない人の違いであろうと考えています。

もちろんこれは非常に単純化した話で、実際に盗みの原因遺伝子が見つかってるということではありません。

・・・

人間誰しも何らかの悪いもの、つまり有害遺伝子を持って生まれてきてると考えられます。
自分に害があるものはアレルギーやガンの原因となり、他人に害があるものは犯罪の原因となったり周りの人間を苦しめることになります。

私と周囲の知識人は、乳幼児期に有害な刺激を排除することで後々の人生で悪さをする遺伝子を予め封印できるのではないかという仮説を立てています。
免疫刺激にしろ、心理的刺激にしろ、それに対する防衛反応は自分の体に対しても有害な影響が出ます。

生まれたばかりの赤ちゃんはDNAがほとんどメチル化されておらず丸裸に近い状態ですが、乳幼児期の間に使わない遺伝子はメチル化によって不活性化されていきます。
赤ちゃんは良くも悪くもいろいろなものを持って生まれてきてポケットにジャラジャラいっぱい鍵を詰め込んでますが、大人になるに連れて経験をもとによく使う鍵だけを持ち歩くようになるイメージです。

この大事な取捨選択の段階で不衛生な環境に置かれると炎症系の遺伝子が、虐待を受けたりすると攻撃的な遺伝子が活性化された状態で残ってしまうと考えられます。

ということは逆に有害刺激を排除すれば体が有害遺伝子を不要なものと認識してメチル化するのではないでしょうか。
これはまだわかりませんが、実験に立ち会ってますのであと数年で結果が出そうです。

三つ子の魂百までと言いますので3歳まで有害遺伝子を寝させておけば寝てることを前提に体が作られていくのでその状態が安定化されて、後々の人生で出てくる可能性はかなり低くなると見てます。
言い換えればある程度成長してしまうと有害遺伝子を不活性化させるのは簡単ではなく、成人してたら現代の技術ではまず無理です。
これは刑務所に入れたぐらいでは本性が変わることはないということです。つまり司法制度が実態に即してないという話にも繋がってきます。

・・・

しかしひとつ不思議に思うことがあります。
なぜ人間は有害な遺伝子を持って生まれてくるのでしょうか。
長い歴史のうちに淘汰されてこなかったのはなぜでしょうか。

よくある説明として有害なものでも必要な局面はあるという論調があります。
これは冒頭で述べた、私が毛嫌いしてる人間誰しも追い詰められると性悪になるという考え方のベースにもなっていると考えられます。

しかしながら釈然としません。
非常時に悪事を働くと短期的には生存に有利でも集団の崩壊を招くことになり、結局集団ごと淘汰されることになるからです。
ガンの原因遺伝子に関しても同じことが言え、ガン細胞単体で見ると生存に有利でも個体を死なせてしまえばその遺伝子はそこで終わりです。

ところが昨日、この矛盾をうまく説明できる仮説を思いつきました。
そういうことだったのか!と、久しぶりに頭がスッキリしたような、そういう仮説です。
次回はそれを記事にしようと思いますので楽しみにしていてください。

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