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「自由の学風」は健在だった

2014.03.26 Wednesday

つい先日京大を無事に卒業したわけですが、そもそも私が京大を目指そうと思った理由の一つは「自由の学風」を標榜していたからです。
単に学歴がほしければネームバリューも入りやすさも東大のほうが適しています。実際に東大は滑り止めと考えてました。

しかし入ってみると自由の学風とは程遠かったので、某ニュースサイトに「自由の学風は形骸化してるから取り下げるべきである」という記事を投下しようと思って原稿を書いていました。

ところが、昨夜同じ専攻の大先輩でエネルギー問題専門家の大場紀章さんとツイッターでお話する機会があり、私の思っていたことは間違いであることに気づきました。
大場さんによると、理学部で大道芸部からプロのジャグラーになる人、音楽の道に入って芸大生になる人も何人かいたそうです。
また、京大オーケストラ部は卒業するまでの平均が6年で、中には11回生というのもいたようです。

井の中の蛙大海を知らずということなのか、宇治の化研に隔離されている限りわからないことでした。
吉田のほうにはまだまだ私の知らない世界が広がっていたようです。

・・・

趣味の世界に走ってその道のプロになるか、アマチュアでもプロに近い立ち位置に来る人が多いのは素晴らしいことだと思います。
そして私も例に漏れず、結果として独立したので自由を極めることができたのではないかな、と改めて思いました。

「学風」とは大学全体にかかった霧のようなものであり、個々の研究室がその学風を踏襲しているとは限りません。
むしろ踏襲しないことも自由であり、自由でない研究室があることは自由の学風と矛盾しません。

そのかわり、研究室のムードに反発する自由もあります。
たとえるなら高校で科学部に入って理科室でトランプするようなものです。

・・・

大場さんと絡むきっかけになったのは、京大について上智大学の辻元(つじはじめ)先生に絡んだのがきっかけでした。
辻先生は数学者ですが、アゴラではエネルギー問題に関して経済学者顔負けのとても鋭い視点の記事を書かれています。
専門家というのは往々にして専門外に首を突っ込むとデタラメばかり露呈することが多いですが、辻先生は数学者の視点でかなり的確な議論をされています。(それでも生物には弱いようで、何度か批判させて頂いたことがある)

以上は蛇足ですが、名言が出たのでここに載せておきます。




大学教授が言うと説得力がありますね。
一流大学というだけで良い教育が受けられるわけではないって。

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