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    ウイルスはなぜ宿主を攻撃するのか

    2019.01.31 Thursday

    1月中にSSL化するとか言っておいてできてませんwまあいつものことなので気長に待っててください。
    あえて言い訳をするとすれば体調不良です。ここ数日どうも風邪を引いたような感じなのです。

    最近すごくめでたいことがあったのですが、このせいで残念ながら立ち会うことができませんでした。
    全然電車に乗ってないのにどこで風邪をもらってきたのか、思い当たるのはスーパーか郵便局です。

    ところで風邪で医者に行くのは全く無意味であるばかりかマイナスしかないのでやめましょう。
    まず風邪のウイルスに直接効く薬はなく、風邪薬は市販だろうが処方だろうが症状を抑えるという対症療法しかできません。

    医者の薬のほうがよく効くと言う人がいますが、それはプラセボ効果と過剰処方で説明が付きます。
    「これは医者にもらった薬だから絶対に効くはずだ」と思って飲めば市販薬のパッケージだけ変えたものや、薬ですらないラムネでも効いてしまうものです。
    それに医者は有効成分の量が市販薬よりも多くなるように出す場合が多いようです。このほうが儲かるのとその時効果が出やすいからですがとんでもないですね。市販薬の用法用量は意味があって決められてるのに、それを超えて処方するのはODと同じで副作用や耐性がついてしまうリスクを伴います。

    そしてなんと言っても最大のリスクは余計な病気をもらうことでしょう。
    風邪で弱ってる時にいろんなウイルスや細菌が集まっているであろう病院に行くのは自殺行為と言ってもいいぐらいです。
    インフルエンザをもらってきたのでは何のために行ったのかわかりませんよね。

    さて、これが今回の表題の話に繋がっていくところであります。

    ・・・

    風邪にしてもインフルエンザにしても、ウイルスに感染すれば熱が出て喉が痛くなったり吐き気やめまいがしたりと大変苦しいことになります。
    これはウイルスが攻撃を加えているからで、それに対抗するために熱を出してウイルスの動きを弱めようとしたり白血球が応戦するわけです。
    風邪やインフルエンザが治る時は免疫系がウイルスに勝利した時です。一度勝利すると抗体ができるため、今後しばらくは同じタイプのウイルスには感染しにくくなります。

    ところでウイルスとは一体何なのでしょうか。
    漠然と生物の一種だと思われがちですがそれは間違いです。ウイルスは生物ではありません!

    そもそも生物の定義に当てはまるには(1)複製能力を持つ、(2)代謝を行う、(3)膜系など外界との境界を持つという三要素を満たしている必要があります。
    ウイルスはDNAやRNAをタンパク質の殻で包んだだけという単純な構造をしてますから、(1)は不完全で(2)はなく、(3)も脂質二重膜を持つ生物の細胞とは大きく異なるものです。
    したがってウイルスは生物ではなく「結晶」のようなものと言ったほうが正しいのです。

    ウイルスは自分で複製や代謝ができないからこそ他の細胞に寄生する必要があり、それがウイルスを特徴付けていると言えます。
    ウイルスが細胞に付着すると細胞の中にDNA(レトロウイルスの場合はRNA)が入り込み、細胞内のポリメラーゼやリボソームを拝借して勝手に自分の部品を作らせます。
    部品ができるとそれらは中で固まってウイルスになり、やがて外に出て次の細胞へと感染します。これがウイルスの基本的な生活環です。

    別に何も悪いことをしないのであれば少しぐらい細胞のものを拝借されたり栄養を取られても大して害はありません。実際に無害なウイルスが多数私達の体の中にその存在を知られることなく住み着いていると思われます。
    むしろそれらは有用であるとすら言え、人間のDNAにはレトロポゾンという太古の昔からウイルスが感染して作ってきた痕跡が多数残っています。これは進化を助けたり、時には種をまたいで遺伝子を運搬する役割を担ってると考えられます。

    少し話が脇道に逸れましたが、なぜ風邪やインフルエンザは人間を攻撃して場合によっては死に至らしめるのでしょうか。宿主を死なせてしまえばウイルスもおしまいで、これは一見何の得にもならないように思えます。

    実はこれは人間の行動パターンを読んだ策略なのです。
    熱が出たり吐き気が止まらなかったらどうしますか? 病院に行きますよね。私は極力自分で治そうとしますが、そういう人は少ないでしょう。
    病院には体が弱った人がたくさんいるので、ウイルスにとってみればチャンス以外の何物でもないわけです。
    つまり、ガンガン攻撃して熱を出したり吐き気を催したりするほど病院に行ってウイルスをばら撒くことになるという行動パターンを完全に読まれてしまってるのです。

    もちろん、ウイルスが考えてそうしてるわけではありません。ウイルスは生きてすらいないですが、仲間を増やす時に生物と同じようにコピーミスが起こることがあります。攻撃性の強いコピーミスが出た時にそれが人間の行動パターンに当てはまってうまく生き残ってしまったというだけの話です。

    これに関連してもう一つ興味深い話があります。
    日本脳炎ウイルスはブタにも感染しますが発症しません。これはどういうことなのか。
    もし仮にブタに感染した日本脳炎が人間と同じように発症してしまったらどうなるでしょうか。ブタもろとも殺処分されますね。
    つまり、ブタに感染した場合は気付かれないように大人しく潜伏するように進化したと考えられます。

    ・・・

    ウイルスは世代時間が短いためとても早く進化することができます。今日では地質時代と比較しても何桁も速いペースでウイスルが進化しており、それが毎年のように新しいインフルエンザが流行している原因と言えます。

    冒頭で「一度勝利すると抗体ができるため、今後しばらくは同じタイプのウイルスには感染しにくくなります。」と述べましたが、原始時代であれば一度かかって治れば一生かからないのが普通だったと思われます。
    これがなぜ毎年のようにかかるようになってしまったのか。人口が増えたり畜産のせいで進化のスピードが上がり、人間の免疫で追いつけなくなってしまったためです。

    今はインフルエンザウイルスのアキレス腱であるRNAからDNAへの逆転写を逆転写阻害剤で止めてやったら治ることが多いですが、この手はいつまで通用するかわかりません。細菌が抗生物質に耐性を付けるようにいたちごっこが繰り広げられるでしょう。

    やはり、本質的には人間のほうが世代時間を短くして回転を速くすることでウイルスの進化に対抗すべきです。
    ところが実際に起ってることは少子化に晩婚化、人類は完全に劣勢で、文明が生み出した武器を突破されてしまったら敗北しかねません。
    最近小学校六年生が20代女性と性行為を行って女性が逮捕されたというニュースがありましたが、恋愛に第三者それも国が介入してウイルスを利するとは本当にこの国はバカげたことをやってるなと思った次第であります。

    ごく一部の人にしかメリットがないであろうプログラミングを学校で教える前に生物学をちゃんと教えなければなりません。
    ところが役人は馬鹿ばかりなのは言わずもがな、プロの生物学者すらホラ吹きや御用学者ばかりでマトモに教えられる人がいないときた。困ったものです。

    私を生物の「先生の先生」に指名して未来の生物教師をたくさん育てるようなプロジェクトを始めてくれたら喜んで行きますが、そんなことはありえないでしょうね。
    何しろ私は生物学で権力持ってる連中からすると敵ですからね。

    ブログをSSL化します

    2019.01.19 Saturday

    あけましておめでとうございます。
    年末年始は棚卸しとかで多忙だったためこれが年明け最初のブログ投稿になりました。

    さて、ブログのことですがSSLに対応してないため現在SSLに対応する作業を進めております。
    おそらく1月中にはSSL化できるかと思いますが、切り替えの時に数日ぐらい一旦閉鎖するかもしれません。
    以前もシステムの変更で3ヶ月ぐらい閉鎖したことがありますが、今回の切り替えはそれよりもスムーズにできる見込みです。

    SSLに対応するメリットは盗聴されにくくなることと表示が速くなることです。
    ファーウェイ端末の盗聴疑惑が問題になりましたが、このブログの読者さんにもファーウェイ端末を使用されてる方がいらっしゃるので常連さんにはきちんと配慮しなければならないと思っていた次第です。

    ところがSSL化はコスト的にも技術的にもややハードルが高いため今までずっと後回しにしてきました。
    やっと重い腰を上げてブログのSSL化を進めていってるところです。

    今年もよろしくお願いします。

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