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人間の持つ有害遺伝子はウイルス由来か

2020.04.29 Wednesday

今回は前回の記事、本性の分子生物学の続きになります。

前回の記事を要約すると、失業や健康問題などで追い詰められて悪さをする人はその本性が悪いからであるという考え方に基づき、人間が追い詰められると本性を出す理由について分子生物学の視点から説明しました。
本性は持って生まれてきたたくさんの遺伝子をベースにそれを成長過程で取捨選択していくことで作られ、3歳までの間に概ね出来上がると述べました。
誰でも少なからず有害な遺伝子を持って生まれてくるのであり、それを成長過程で不活性化できなければ本性が悪くなってしまったりガンなどの病気の原因になると述べました。

ところがひとつ疑問が残りました。なぜ有害な遺伝子を持って生まれてくるのでしょうか。
長年悩まされてきたこの問いに対してついに答えが見つかりましたので今回はそれを記事にします。

・・・

良からぬ行動を起こす遺伝子は普段邪魔なものでもここぞという時に役立つ局面があるという論調があります。
まあ、生きるか死ぬかの局面で盗みを行うのは百歩譲って目先の生存率に寄与しないこともないです。
個体の生存を優先した結果集団が崩壊してしまえば目先の生存率など全く意味をなさないのですが。
ましてその状況で虐待やDV、殺人などを起こすのは完全にマイナスしかありません。

東日本大震災の時に危険を感じると子孫を残そうとするために強姦するとかいうおかしな屁理屈を吹聴する者がいましたが、妊娠させても育てられなければ結局淘汰されるので意味がありません。
というか強姦はいかなる状況においても生物学的に不合理です。

こういう非常時の無法を正当化しかねないおかしな屁理屈にあたかも科学的根拠があるかのように語られてるのは不快極まりないことです。
頭のゆるい生物屋が「科学的には正しくても倫理的にダメ」と言ってたりしますが、その言いようは倫理が科学的でないという意味になるので同じくらい問題があります。
このことから、私は人類の遺伝子プールから有害な遺伝子が除かれなかった理由を長年探し求めてきました。

そしてついにそれが見つかったのです!

・・・

以前、ウイルスの生物学的存在意義は何かでは人間のDNAの実に半分近くがウイルス由来であると述べました。


(出典:七海亭七珍: 清水の舞台から飛び降りろ!)

つまり人間誰しも生まれつきおびただしい数のウイルスを飼ってることになります。
なぜ人間のDNAはウイルスまみれになってしまったのでしょうか。

ウイルスが免疫系の攻撃から逃れて潜伏するには宿主のDNAに潜り込んで隠れるという方法があります。
ここではバクテリアに感染するウイルスであるバクテリオファージを例に挙げて説明します。


(出典:まいばいお19 ウイルスという物質 - あいまいまいんの生物学)

この図は2つの環からできてます。左側の環を溶菌サイクル、右側の環を溶原サイクルといいます。
左側の溶菌サイクルはウイルスが菌に感染し、菌の細胞内で増殖して細胞を破壊して脱出、そして次の菌に感染していくというサイクルです。
ウイルスが積極的に菌を破壊して溶かしていくので溶菌サイクルと言います。

おもしろいのは右側の溶原サイクルで、ウイルスのDNAが宿主である菌のDNAに潜り込んで一体化してしまうのです!
ウイルスのDNAを取り込んだ菌は、その遺伝子が鳴りを潜めてる限りは何事もなかったように細胞分裂によって増殖していきます。
そしてある時スイッチが入って溶菌サイクルに切り替わると突然細胞を破壊し始めます。

溶菌サイクルのほうが急速に仲間を増やすことができますが、宿主である菌を破壊するので全滅させてしまえば結局ウイルスも一緒に全滅することになります。
一方で溶原サイクルは増殖は遅いものの宿主を破壊しないので長い間住処として利用できます。
バクテリオファージはこの2つの戦略を時と場合によってうまく使い分けているのです。

人間のウイルスでも同じことが言えるのではないでしょうか。
つまり人間のウイルスのほとんどは染色体DNAに組み込まれた状態で人間と一体化して潜伏していると考えられます。
これは人類の長い歴史の中で幾度となくウイルスに感染してきた痕跡です。
しかしその全てが無害なわけではなく、ある時染色体から出てきてそれが攻撃性を発揮したり他人に感染していくこともあるでしょう。
未だに出どころがよくわかっていない新型コロナウイルス(COVID-19)も、そうして長い眠りから覚めて出てきたのかもしれません。

さて、この記事の本題である有害遺伝子はウイルスが仕組んだものだと考えればうまく説明がつくのです!
有害遺伝子の存在は人間にとっては不利ですが、ウイルスにとっては有利に働きます。

人間は世代時間が長いので近視眼的な生存率を追い求めると集団ごと自滅します。人の物を盗んではいけないのはそういうことです。
しかし回転の速いウイルスは集団が崩壊する前に次の宿主を見つければいいので、宿主を操って盗みをさせてでも近視眼的な生存率を追い求めることは合理的なのです。
ウイルスにとって人間は乗り捨て可能な乗り物でしかありません。

殺人を起こすようにけしかけるのは一見するとウイルスにも不利なように見えますが、殺人が多発したり戦争が起こると遺伝的多様性が低下するのでウイルスが広まりやすい下地が醸成されることになります。
そして遺伝的多様性が低下したところを見計らってバクテリオファージでいうところの溶菌サイクル入るとどうなるか、答えは言うまでもないでしょう。
これで戦争がなぜ起こるかという問に対しても答えが見つかりました。戦争はウイルスによって引き起こされていたのです。

もしコロナウイルスが原因で戦争が起きたら答え合わせになってしまいそうです。そうならないことを祈ります。

ガンなどの病気の原因遺伝子もウイルス由来だと考えればうまく説明できます。
実際にウイルス性のガンは存在しますし、ウイルス性ではないガンも原因遺伝子はウイルスの痕跡に由来するものが多数あると考えられます。
ガンになると血管が新たにできるため、ウイルスが増殖するにはちょうどいいのです。

・・・

染色体DNAに入り込んだウイルスはいつまでもウイルスとしての活性を保てるわけではありません。
まず生殖細胞に入らなければ世代を超えてウイルスが伝わることはなく、生殖細胞にウイルスが感染する確率はかなり低いと考えられます。
コロナウイルスが親から子に伝わる確率は十分に低いため、誤解して既往者やその子孫を差別するようなことはしないでください!
それでも地球上の人間の数は十分に多いので、長い歴史の間にはそれが頻繁に起きて人間のDNAの半分近くが占められてしまうほどになったのです。

そして、人間の細胞は怪しげな遺伝子があればそれをメチル化などで封印しようとする機能があります。
ほとんどのレトロトランスポゾンはメチル化によって封印されてます。

潜伏したウイルスの遺伝子は長い間封印されているとやがて変異によって機能を失います。
人間の遺伝子の半分近くはウイルス由来ですが、そのうちウイルスとしての活性を残してるのはごく一部だと考えられます。
しかし一度活性を失ったものが変異によって生き返る場合もあるので油断はできません。

ただしウイルスの機能は失っていてもウイルスが部品として有害遺伝子を持っていた場合、それが長期間にわたって活性を保つと考えられます。
有害遺伝子はやがて自然淘汰で除かれていきますが、次々に新しいウイルスに仕組まれてしまいますのでいつまでもなくならないのです。

・・・

人類は決してウイルスから逃れられません。
風邪やインフルエンザ、コロナウイルスなど感染によって急性症状を引き起こすウイルスだけでなく、染色体DNAに入り込んだ内在性のウイルスやその痕跡の有害遺伝子と付き合っていかなければなりません。
そして急性症状を起こすウイルスと内在性のウイルスは相互に変換可能な関係でもあります。

しかし幸いにも人間の体はそのような有害なものを抑え込む機能を持ってます。
まだ仮説でしかありませんが、乳幼児期に有害な刺激に触れないようにすれば潜在的に持っている有害遺伝子の発現を防ぎ、生涯にわたって封印できるのではないかと考えています。
これは私の周りで実験が進められています。

また、将来的には人工のウイルスを使って有害な遺伝子を無効化したり破壊できるようになるかもしれません。
いわば毒をもって毒を制すというやり方です。
ウイルスを使った医療の可能性についてまたいつか記事にしたいと思います。

本性の分子生物学

2020.04.27 Monday

4月も終わりに差し掛かり、社会情勢はコロナ慣れの様相を呈してきたように思います。
以前のようなパニック状態から脱却し、大多数の人々は冷静にこの状況に対処してることがわかります。
マスクの入手性もかなり改善しました。

ところがこの期に及んで社会秩序を乱そうとする輩がいます。
前回の記事、虐待カス擁護の蓮舫は虐待共犯者ではコロナのどさくさに紛れてDVや虐待が問題になってることについて、それは善人ぶってた悪人の猫かぶりが取れて本性が出たのだと説明しました。

その後岐阜のホームレス殺人事件や横浜の殺人未遂事件など、また胸くそ悪い事件が起こってしまいました。
そして同じくらい胸くそ悪いのは「コロナによる経済不況では善良な人間でもおかしくなって事件を起こす」という誤った論調が跋扈していることです。
これは人間不信を煽り、善良な人々を犯罪者予備軍呼ばわりし、さらに自分も追い詰められたら犯罪に手を染めることを暗に告げてるという三重の意味で不快な論調です。

・・・

前回述べたとおり人間は災害や失業や健康問題などで追い詰められると本性が出ます。
本性が出た時に悪いことをする人とそうでない人がいます。誰でも悪いことをするわけではないのです。
中にはジャイアンのように非常時にいい人になるような人もいます。
平時に猫をかぶって非常時に悪さをする輩は取り付けが不完全な看板みたいなもので、このように非常時に二次災害を誘発するものは平時に排除しておくべきだったのです。

台風で看板が飛ばされて被害を出したら看板の持ち主が責任を負うべきであり、台風だから仕方なかっただの補強工事のための補助金をくれなかったのが悪いだのという言い分は通りません。
全ての看板が飛ぶぐらいの台風が来たならともかく、普通の台風であれば飛ぶのは一部の看板だけです。
同じように「善良な人間でもおかしくなる」という論調を吹聴するなら実際に全ての人間が悪人化してからにしろと言いたくなります。

ところで、本性がどのようにして作られるかという問に対しては私はまだ完全な答えを出せてません。
悪人の更生は可能なのかでは生まれ持った遺伝子と、後天的な遺伝子の化学修飾やタンパク質の変性によって作られると説明してます。
しかしこれはあくまで想像に過ぎず、理論として構築するには実験による証明が必要だと考えます。
より詳しいメカニズムについての考えもあるのですが、長くなるので別の記事で述べたいと思います。

・・・

非常時になぜ本性が出るのか。それは利用できるエネルギーや物質の量が制限されることで遺伝子の発現状態を最小化しようとした結果ではないかと考えてます。

例えば盗みをする遺伝子Aと、それを抑制する遺伝子Bがあったとします。手癖の悪いAさんの持ってる遺伝子Aは活性化された状態で安定していて止めることができません。
しかし普段は遺伝子Bが発現することにより遺伝子Aは無効化されています。

ところが飢餓状態またはそれが予測される状況になったらどうなるでしょうか。
細胞はエネルギーと物質を節約するために生存に直接の影響がなさそうな、優先度の低い遺伝子から順に発現を止めていきます。
AもBも止めるべきですが、Aは活性化された状態で安定してるので止めるのはBだけになります。
そうするとBに抑えられてたAが表現型として姿を現し、盗みを働くようになるわけです。

しかし遺伝子Aは誰でもあるとは限りませんし、あっても不活性状態で安定してるのであれば遺伝子Bの発現が止まったとしても盗みを働くようにはなりません。
これが非常時に盗みを働く人とそうでない人の違いであろうと考えています。

もちろんこれは非常に単純化した話で、実際に盗みの原因遺伝子が見つかってるということではありません。

・・・

人間誰しも何らかの悪いもの、つまり有害遺伝子を持って生まれてきてると考えられます。
自分に害があるものはアレルギーやガンの原因となり、他人に害があるものは犯罪の原因となったり周りの人間を苦しめることになります。

私と周囲の知識人は、乳幼児期に有害な刺激を排除することで後々の人生で悪さをする遺伝子を予め封印できるのではないかという仮説を立てています。
免疫刺激にしろ、心理的刺激にしろ、それに対する防衛反応は自分の体に対しても有害な影響が出ます。

生まれたばかりの赤ちゃんはDNAがほとんどメチル化されておらず丸裸に近い状態ですが、乳幼児期の間に使わない遺伝子はメチル化によって不活性化されていきます。
赤ちゃんは良くも悪くもいろいろなものを持って生まれてきてポケットにジャラジャラいっぱい鍵を詰め込んでますが、大人になるに連れて経験をもとによく使う鍵だけを持ち歩くようになるイメージです。

この大事な取捨選択の段階で不衛生な環境に置かれると炎症系の遺伝子が、虐待を受けたりすると攻撃的な遺伝子が活性化された状態で残ってしまうと考えられます。

ということは逆に有害刺激を排除すれば体が有害遺伝子を不要なものと認識してメチル化するのではないでしょうか。
これはまだわかりませんが、実験に立ち会ってますのであと数年で結果が出そうです。

三つ子の魂百までと言いますので3歳まで有害遺伝子を寝させておけば寝てることを前提に体が作られていくのでその状態が安定化されて、後々の人生で出てくる可能性はかなり低くなると見てます。
言い換えればある程度成長してしまうと有害遺伝子を不活性化させるのは簡単ではなく、成人してたら現代の技術ではまず無理です。
これは刑務所に入れたぐらいでは本性が変わることはないということです。つまり司法制度が実態に即してないという話にも繋がってきます。

・・・

しかしひとつ不思議に思うことがあります。
なぜ人間は有害な遺伝子を持って生まれてくるのでしょうか。
長い歴史のうちに淘汰されてこなかったのはなぜでしょうか。

よくある説明として有害なものでも必要な局面はあるという論調があります。
これは冒頭で述べた、私が毛嫌いしてる人間誰しも追い詰められると性悪になるという考え方のベースにもなっていると考えられます。

しかしながら釈然としません。
非常時に悪事を働くと短期的には生存に有利でも集団の崩壊を招くことになり、結局集団ごと淘汰されることになるからです。
ガンの原因遺伝子に関しても同じことが言え、ガン細胞単体で見ると生存に有利でも個体を死なせてしまえばその遺伝子はそこで終わりです。

ところが昨日、この矛盾をうまく説明できる仮説を思いつきました。
そういうことだったのか!と、久しぶりに頭がスッキリしたような、そういう仮説です。
次回はそれを記事にしようと思いますので楽しみにしていてください。

虐待カス擁護の蓮舫は虐待共犯者

2020.04.21 Tuesday

今日は原油価格がおかしなことになったのでそれを記事にしようと思いましたが、蓮舫のツイッターで怒りを通り越して呆れるようなツイートを見かけましたので急遽それについて記事にします。

問題は「虐待等で非難されている母子」というところです。

・・・

今日副業で行った現場で休憩中にテレビをつけると、ちょうどDVや虐待が問題になってるという番組をやってました。
馬鹿なタレントかコメンテーターか、どこの馬の骨かわからない似非学者か知りませんが、なんでもコロナを言い訳にすれば免罪されるような論調に不快感を催したのですぐにテレビを消しました。

コロナ禍でDVや虐待の認知件数が増えてることは、平時に猫をかぶって善人ぶってた悪人がコロナにかこつけて本性を表したことで説明できます。
本性がどのように形成されるかというのは説明すると長くなりますので当記事では割愛しますが、残念なことに本性が悪ければ更生は不可能です。
反省したふりをしたり猫をかぶることで善人ぶることができますが、ひとたび失業や健康問題が起こると化けの皮は簡単に剥がれてしまいます。

本性の形成や悪人の更生が不可能であることの分子生物学による説明は悪人の更生は可能なのかをご参照ください。
かなり専門性が強い話ですが、一般の方にも理解しやすいように分子生物学の基礎から解説してます。

・・・

コロナ禍によるDVや虐待の増加は、善良な人間が追い詰められて精神に異常をきたしたのだから仕方ないという話ではないのです。
もともと問題のある人間がコロナをきっかけに本性を表したという話なのです。

蓮舫はコロナを言い訳に虐待を行ってる馬鹿親をあたかも被害者であるかのように言い、さらにはお金を撒けばいいという謎理論まで吹聴しています。
これを見た時怒りを通り越して呆れました

おそらく蓮舫の考えてることはこうなのだと思います。
善良な母親がコロナによる休校で親子が一緒になる時間が多くなったりして追い詰められた、だからお金を撒いて精神的余裕を与えたら良くなるだろうと。

失笑しかありません。

支給したお金がパチンコやホスト、キャバクラなどに消えていくのは目に見えてます。
仮に一時的に精神的余裕ができて虐待が止んだとしてもお金が尽きたらまた虐待が再開されるでしょう。

蓮舫の発言は虐待被害者に対するセカンドレイプと言えるものであり、これだけで政界から追放する理由としては十分です。
他にもいろいろ問題行動の目立つ議員ですが、私はコロナ禍にかこつけて虐待する馬鹿親を擁護する発言にこの上ない怒りを覚えました。

・・・

本性は児相が指導しようが刑務所に何年入ろうがどうにもなりません。腐ったものが煮ても焼いても食べられるようにならないのと同じです。
虐待を解決するには子どもに別の居場所、別の親を与える(自分で選ぶ権利を認める)しかありません。
これは現状の戸籍や親権といった枠組みを根底から破壊することを意味します。

現状では虐待にあって家出してきた子どもを助けたら誘拐したことになって逮捕されます。おかしな話です。
虐待の原因となっている戸籍や親権を廃止しようという議論が全く出てこないことが不思議でなりません。

コロナウイルス(COVID-19)は今後どうなるか

2020.04.09 Thursday

ついに緊急事態宣言が南関東4都県および大阪、兵庫、福岡で発令されました。
不要不急の仕事は控えろと言われてますが、風船屋は不急であっても不要ではないので通常通り営業を続けてます。

人肌恋しくなったら風船とたわむれよう!

ということでトップページのおすすめ商品をそういう風船で固めてあります。
風船は濃厚接触を防ぐ上で大いに役立ちます。
これから大型風船の需要が増えるであろうことを見越して現在も大型風船を作っており、また海外製のセクシーな風船をこれからまだまだ増やしていく予定です。

風船屋の立場としては普段どおりに営業することが最大の社会貢献であり、コロナウイルスと戦う上でできる最善の選択だと考えています。

・・・

前回の記事、コロナウイルス(COVID-19)の戦略を読み解くではコロナウイルスによって発生する症状からウイルスの持つ戦略を考察しました。
若者には発症しにくい、嗅覚障害が出る場合が多い、などの特徴はむやみに出してるわけではなくコロナウイルスが効率よく増殖するための戦略なのです。
行動範囲の広い若者は潜伏して泳がせて乗り物として利用し、嗅覚障害を起こすことで感染初期の異常に気づくのを遅らせたり体臭をわかりにくくして濃厚接触しやすくしてると考えられます。

しかしウイルスの遺伝子は刻一刻と変化し続けてますので、いつまでも同じ戦略が続くとは限りませんし実際に若者や小児の重症例、死亡例の報告が増えてます。
これは戦略の転換を意味するものと思われます。

それではコロナウイルスは今後どのように変化していくのか、今回はそれを予想してみたいと思います。

・・・

まず楽観的なほうの予想からです。
歴史を鑑みると凶悪なウイルスの多くは自然に弱毒化することで終息しています。
例えばSARSがそうで、いつの間にか消えてしまいました。

ウイルスはなぜ宿主を攻撃するのかで解説してるようにウイルスの攻撃性は戦略として持っているものです。
攻撃することによって病院に駆け込んだり、看病されることによって伝染する機会を増やせます。これを狙って攻撃するのです。

ところが攻撃性が強すぎるとウイルスにとってむしろマイナスになります。
致死性の強いウイルスは伝染する前に宿主を殺してしまうことが多くなるためです。
そのためウイルスが流行してある程度時間が経過すると一般には弱毒化していくのです。
感染が拡大しないように対策すればこの効果をより強めることができます。

SARSはこのようにして終息したと考えられます。

・・・

次に悲観的な予想です。
楽観的な予想はウイルスが宿主の行動まではコントロールできないという前提に基づいてますが、もしウイルスが宿主の行動をコントロールできるようになれば話はまた違ってきます。

愛知県で「ウイルスばら撒いてやる」事件が起きた時、私は恐怖のあまり震え上がりました。
なぜか?ついにコロナウイルスが脳に回ってわざわざウイルスをばらまくように人間の行動をコントロールするようになったかと思ったからです。
結局元からの悪人がコロナウイルスに感染して暴れたという話で、恐れてたことではありませんでした。

しかし油断はできません。これからコロナウイルスによるマインドコントロールが始まる可能性は十分にあるのです。
ウイルスなどの病原体による行動のコントロールは数多く知られています。

病原体はいかにして宿主の行動を操るのか:昆虫のウイルスを用いたアプローチ | 東京大学大学院農学生命科学研究科

もしコロナウイルスがこのような能力を身に着けてしまうと、感染者がものすごく攻撃的になって人を襲うようになると考えられます。
アメリカで銃が売れてる理由はそれもあるでしょう。抱きつかれたりしたら終わりですから、向かってきた時点でやっつけてしまわなければなりません。
狂犬病ウイルスに感染した犬はやたら凶暴になって噛み付くことでウイルスを広めるようになりますが、同じことが人間で起こるということです。

嗅覚障害が出るということからもわかるように既にコロナウイルスは神経系へのアプローチを開始しています。
ただし人間の脳をコントロールするのは簡単ではないためマインドコントロールできるようになるのはまだまだ時間がかかるでしょう。
おそらくはマインドコントロールが始まる前に記憶障害などの症状が多発するのではないかと考えられます。
コロナの流行を長引かせるとこのように進化してしまう可能性が高まるため、そういう意味でもできる限り感染拡大を防いで前述した弱毒化シナリオに持っていく必要があるのです。

・・・

最後に、緊急事態宣言発令中の行動について私の考えを述べます。
私は三密(密閉、密集、密接)を避けつつそれ以外は普段どおりの生活を送るべきという立場を取っています。
例えば満員電車を避けて自転車で出勤する、接客ではマスクを着用して十分に距離を置く、などです。
何でもかんでも止めてしまうと経済が破綻し、それは実家帰りやコスト削減のための集団生活(シェアハウス、ネットカフェ難民など)に繋がっていくため結果的に三密を発生させてウイルスを利することになります。
感染拡大を防ぐには経済を維持しなければならないのです。

国にお金クレクレと言ってる人が多いですが、そのもとは税金ですので経済が破綻するとそれも出せなくなります。
今までさんざんアベノミクスやらやってきたため既に国に余裕はありません。
わざわざ外に出て密集しながら無い物ねだりのクレクレデモするぐらいなら働けと思ってるのは私だけではないでしょう。

コロナウイルス(COVID-19)の戦略を読み解く

2020.04.01 Wednesday

前回はウイルスの起源や生物学的な存在意義について解説しました。

ウイルスの生物学的存在意義は何か

今回は新型コロナウイルス(COVID-19、以下コロナウイルス)の戦略に迫っていきたいと思います。
ウイルスの基礎知識やこれまでのコロナ関連記事は以下をご参照ください。

ウイルスはなぜ宿主を攻撃するのか
なぜ中国は凶悪ウイルスの発生源となるのか
為替相場から見るコロナウイルスの動向
為替相場から見るコロナウイルスの動向(2)
慌てて病院に駆け込むのはコロナの思うつぼ
PCR検査と偽陽性について
ウイルスの生物学的存在意義は何か

為替相場の話はだいぶ古くなってしまったので近々続編を書くかもしれません。

なお、「コロナウイルス」とは本来ニドウイルス目コロナウイルス科に分類されるウイルスの総称です。
この中には無害なものや普通の風邪程度の仲間もいますが、今や世間ではコロナウイルスといえば新型コロナウイルスのCOVID-19(SARS-CoV-2)を指すようになってます。
なので当ブログでもCOVID-19をコロナウイルスまたは単にコロナと呼称することにします。

・・・

コロナウイルスの特性は不確かなものを含めて以下のことが言われてます。

・若者は発症しにくい、発症したとしても軽症で済む場合が多い
・小児は発症しにくい
・持病があると重症になりやすい
・発症前に嗅覚や味覚の異常が現れる場合が多く見られる
・若者、小児も発症し死亡する場合がある

繰り返しますがこれらは不確かな情報が含まれてます。
というか信用していいのは最後ぐらいです。
それ以外は誰にでも当てはまるものではなかったり、今後のウイルスの進化の方向によっては当てはまらなくなる可能性があります。

ウイルスの遺伝子は刻一刻と変化しますので、仮に2020年4月1日現在は若者に対する攻撃性が低かったとしてもいつまでもそれが続く保証はありません。
若者は発症しないからヘーキヘーキみたいな話は仮に現時点で事実だとしてもデマだと考えてください。
当初は小児に発症しないなどと言われてましたが小児の死亡例も複数報告されてます。

中国で小児コロナ患者「2000人超」の深刻度 | 財新 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

・・・

現時点で言われているこれらの特性からコロナウイルスの戦略が読めてきます。

若者に発症しにくいのは若者を積極的に攻撃するよりも乗り物として利用したほうが合理的だからと考えられます。
実際に中国や欧州ではキャリアとなった若者が各地に散らばって広範囲にウイルスを広める結果になりました。

こういう話をするとよく誤解されますが、ウイルスが意思を持ってるわけではありません。
ウイルスが遺伝子を複製する度にある確率で複製ミスが発生し、それがたまたま有利に働けばより多くの子孫を残していくことになるのです。
このような単純なロジックですが、大局的に見ると生物ですらないウイルスがあたかも意思を持っていて人間の行動パターンを読み裏をかいて挑発してるかのように見えます。

一度成功例ができてしまうとそれが戦略として定着します。
たまたま若者には潜伏するように変異したウイルスが若者を乗り物として利用することで見事に成功を収め、中国や欧州で勢力を拡大した後は日本でもそれが再現されてしまいました。
残念なことにキャリアとなった若者が東京から地方に散らばっていくというのは完全にコロナの思惑通りです。もしコロナに意思があったらほくそ笑んでることでしょう。

・・・

小児は発症しにくい理由はいくつか仮説があります。
私はウイルスの戦略によるものだと思ってます。ライオンが獲物の赤ちゃんを見逃すようなもので、将来の乗り物と獲物を絶やさないために小児はあえて見逃してるという考え方です。
ただ、COVID-19は生まれたてのウイルスですのでまだオーバーキルで獲物がいなくなるという経験をしておらず、COVID-19の先祖となったコロナウイルスの戦略を引き継いだという話になります。

別の仮説としては風邪やアレルギーで肺が傷ついた経験がないおかげでコロナに侵されにくいという説があります。

イタリアが新型コロナウイルスの“激震地”になった「2つの理由」と、見えてきた教訓|WIRED.jp
子どもが新型コロナウイルス感染症でそれほど重症化していない理由を研究しているほかの研究者は、子どもたちの肺が過去にアレルギーや汚染物質、または病気によって引き起こされる炎症反応を体験したことがない「損傷のない」状態であることが多く、それが新型コロナウイルスの攻撃に対する耐性を高めている可能性があると推測する。


大人と小児の免疫特性の違いに起因するという説もあります。


どれが本当なのかはわかりません。これら3つの仮説は対立するものではないので、それぞれの寄与があって危ういバランスの上で小児の発症が抑制されてるのかもしれません。

若者が発症しにくいという話にせよ、仮にコロナウイルスが戦略的に宿主を選んでいたとすると果たして宿主の年齢をどうやって認識してるのかという疑問が残ります。
何らかの分子生物学的な機構があったとしてもコロナウイルスの年齢特異性はそんなに正確ではないでしょう。安全第一に考えるのであればいっそ年齢特異性などないものと考えたほうがいいと思います。

持病の有無による特異性も不確かで、持病のない若者の死亡例も報告されてますので持病がないから大丈夫だという考えは捨てるべきです。

・・・

コロナウイルス感染者は高確率で嗅覚や味覚を感じなくなることが報告されてます。

新型コロナ発症初期、嗅覚・味覚に異常 報告相次ぐ (写真=共同) :日本経済新聞

この症状は発熱などの他の症状がなくても出ることがあるので、もし嗅覚や味覚がなくなった場合はコロナの感染が疑われます。
ただし普通の風邪でも同様の症状が出る場合もあるため、焦って病院に駆け込むと本物のコロナをもらいかねませんので注意が必要です。

コロナウイルスが嗅覚障害を起こす理由としては嗅覚細胞を攻撃するという説明がされてますが、なぜコロナウイルスがこのようないたずらを行うのかという理由を考えるとこれもまた戦略が見えてきます。

匂いがわからなくなると体臭が気にならなくなって濃厚接触しやすくなるのではないでしょうか。
他人の体臭に対し鈍感にさせることによって濃厚接触の機会を増やし、ばら撒いてもらうための適応ではないかと考えられます。

他には、わかる人はわかると思いますが風邪の初期に見られる独特の匂いをわからなくして異常に気づくのを遅らせるという意味もありそうです。

この症状は再現性が2/3程度しかないことからまだ戦略としては完全に定着してません。
もし嗅覚を麻痺させることによる濃厚接触機会の増大がコロナの増殖を後押しするようならいずれ必ず嗅覚障害が出るようになるかもしれません。

・・・

最後に若者や小児の死亡例もあるという、現時点で確実な話をしておきます。
これは前述したコロナの年齢特異性のゆるさから起きてることなのか、若者には手加減して乗り物として利用する策略から若者も積極的に攻撃して医療を崩壊に追い込むという策略にシフトしてるのか、それはわかりません。
医療を崩壊させて感染爆発を起こすというやり方はイタリアで成功を収めてしまってるので、これが日本など他の地域でも起きないことを祈るばかりです。

コロナの立場で考えると目的はより多くの仲間を増やしていくことです。この目的を達成するためであれば手段を選ばないのがコロナです。
若者や小児を攻撃しないことがたまたまコロナが増殖する上で有利に働く局面なら若者や小児に対する攻撃性が下がるでしょう。
しかしコロナがある程度蔓延し、優先的に医療リソースが割かれるであろう若者や小児を積極的に攻撃して医療をパンクに追い込むほうが有利な局面になるとターゲットは若者や小児に移ります。
このままだと若者や小児に対する攻撃性が強まるのは時間の問題だと考えられます。

コロナは日々進化しており、既に世界中のコロナ(COVID-19)が1種類しかないということは考えられません。
各国の政策も違えば人々の行動も違うわけで、世界各地に適応した戦略の微妙に異なるコロナが既に複数いるのではないかと睨んでます。

このような状況で若者だから大丈夫という楽観論は有害でしかありません。
コロナが若者を積極的に攻撃するように進化してもなおこんな楽観論が独り歩きしていたら悲惨なことになります。

・・・

当ブログではこれまでコロナの具体的な対処法を述べてきませんでした。
あえて言うとすれば手洗いうがい消毒の徹底、マスクをつける、人混みなど危険な場所を避ける、程度のことです。何も目新しい話はありません。
下手に不確かな対処法を広めるとコロナにその裏をかかれかねません。
社会全体で見ればコロナの蔓延と進化を遅くして時間稼ぎしてる間にワクチンやコロナに効く薬を開発するしかないのです。

進化のところを太字にしましたが、大事なのは進化を遅らせることです。
人から人へと感染し、また感染した細胞内でDNAを複製する度にある確率で複製ミスが発生し、それがたまたま人間の行動パターンや社会構造の問題にうまく当てはまってしまった場合に爆発的な増殖を許すことになります。
爆発的な増殖は爆発的な進化に繋がります。
ウイルスの進化を抑制するには人から人への感染を止めなければなりません。

・・・

これらを踏まえて自分が既にキャリアとなって感染してるという前提で行動するようにしてください。
マスクで自分が感染するのを防げるかというと疑問符が付きますが、自分から人に移すリスクは格段に下げることができます。
移さないということは進化を食い止められるということです。
これ以上進化させないことを意識して行動することが大切です。

私は近々予定してた松阪旅行を中止し、実家にも当分帰らないことにしました。
24日はすっかり油断して電車で日暮里の宗林寺に行きましたが、後々この行動を後悔することになるかもしれません。
マスクを着用し、つり革や手すりを触らないようにして手指やスマホのこまめな消毒を心がけてたので大丈夫だと思いたいですが。

個人的な考えになりますが、過度な自粛や政府による封鎖はコロナの増殖と進化を抑制する上ではむしろマイナスに働くのではないかと見てます。
封鎖されるという恐怖は買いだめや帰省を促しましたし、経済を停止させるような我慢大会をいつまでも続けるのは不可能です。

ウイルスを拡散、進化させないように気をつけつつ経済は温存していかなければやがて経済が死に、それが結果としてコロナに勝利をもたらしてしまうのではないかと思うのです。
というわけで当店はこれからも普段どおりの営業を続けます。ただし対面販売は無しです。

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